カブシキ!

  • 2018/01/25(木)
  • 専業主婦は2億円損をする

    専業主婦2億円

    47万部のベストセラー
    『言ってはいけない 残酷すぎる真実』の著者による
    衝撃の書き下ろし!

    “専業主婦”は日本だけの絶滅危惧種!?

    働く女だけが、
    お金も恋愛も自由も手に入れる。

    ソロ充、リア充、ソロリッチ。
    あなたはどの生き方を選ぶ?
      ↓
    目指すは、生涯共働きでニューリッチ。

    ! 専業主婦はカッコ悪い
    ! 依存する人生は楽しくない
    ! 婚活よりはるかに確実な方法
    ! どんな仕事なら稼げるか
    ! スペシャリストとマックジョブ
    ! 正社員と非正規は日本独特の「身分差別」
    ! 専業主婦になりたい女子は賢い男子に選ばれない
    ! 同類婚が増えていく
    ! これからは女性のほうが仕事に有利
    ! 母子家庭というリスク

    知らなきゃ損する、100年ライフの生き抜き方 

    独身も既婚も男性も必読!


    橘玲氏の書き下ろしということになっていますが、
    内容については本文にも書いてある通り、幸福の資本論の焼き直しと言ってもいいでしょう。

    さらっと流し読みしました。

    印をつけたところを箇条書きに。

    働きながら子育てできる環境を充実させない限り、女性は子供を産まない



    女性の高学歴化と社会進出で、大学卒の女性が増えました。
    せっかく大学まで出たのに、子供の世話をするだけの人生なんてありえないってことなんですね。
    女は家を守れという時代ではないのですが、結婚出産をしてしまうと、強制的に産休などで専業主婦化してしまう社会は、低学歴者に有利にできています。

    大企業は、女性社員が出産後も働き続けるための制度を用意しています。しかしそれは「マミートラック」と呼ばれ、第一線で働く社員とは違うママ向けの仕事です。



    子供を生むことで、これだけのハンデを負わされることになると、益々女性は結婚や出産から遠ざかります。
    当然ハイスペ男は育児に参加しませんから、ハイスペの彼氏が居ても結婚はしたくないという考えが生まれてくるのです。日本は女性が出産をすると、差別を実感せざるを得ないのです。


    「日本の会社は残業時間で社員の昇進を決めている」



    否定するひともいるかもしれませんが、滅私奉公をするひとが、出世していくのは間違いないようです。
    病院の医師でも、遅くまで残って仕事をしているひとが評価されるのは、どこの病院でも同じだし、
    どの業種でも同じなんでしょう。
    わたしは、むだな残業には興味がありませんし、出世したいとも思いませんので、自分の仕事させ終わっていれば、早めに退社するようにしています。

    専業主婦は、じつはものすごく孤独



    専業主婦に憧れる女性は多いようですが、子育ての責任を負いながらも、周りに「どうせ仕事してないんでしょ?」と言われるのはすごく辛いでしょう。
    旦那もそのことを理解してくれないので、どうしたらよいのかわかりません。

    人間関係を選択可能にする



    嫌な人との付き合いを断れる選択肢があると、ストレスが減るという話しです。
    橘玲先生のようなフリーエージェントは人間関係や仕事を「選択」できるので、今回はスミマセンと断る選択ができるようになるのです。
    わたしは病院に勤めるサラリーマンですので、嫌な人間関係を断れないこともありますし、病院の命令で仕事をしないといけないこともあります。

    こういった人間関係では「ハラスメント」は起こりません。いじめっ子は何をしても相手が逃げられないと知っているからこそ、いじめるのです。








    すべての恋愛は打算から生まれます。自分にとって「得」だあと思わなければ、付き合おうなんて思わないでしょうから。



    身も蓋もないですが、事実ですね。

    橘玲「わたしのビジネスモデルはほかのひとがやろうとしないニッチがあれば、とりあえず参入する」



    氏は専業主婦批判はタブーという概念にとりあえず参入したそうです。
    幸福の資本論そ女性向けにカスタマイズして、専業主婦を批判するのではなく、どれだけ損をしているかを指摘することで、この本が完成したようです。

    子供が中学にあがるのを機に妻とは別々の人生を歩むことになりました。



    橘玲氏は離婚も経験されていたのですね。。
    しかも子供を引き取って、父子家庭として子供を育てて来られたようです。

    お子さんは中高一貫校に入って、自分は父子家庭であることを告白すると、まわりのお母さんたちは役員のことやクラスの連絡をすべて引き受けてやってくれたそうです。

    そして、現在はパートナーがいらっしゃるようで、共働きしながら、年に3ヶ月は海外旅行をするという生活のようです。


    どこまでも理論的で、スマートな氏の人生です。
    とても興味深く読めました。

  • 2018/01/24(水)
  • 言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘玲

    言ってはいけない 橘玲

    ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。

    この社会にはきれいごとがあふれている。人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われ、〝見た目″はそれほど大した問題ではない――だが、それらは絵空事である。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外ではなく、美人とブスの「美貌格差」は生涯で約3600万円もある。また、子育ての苦労や英才教育の多くは徒労に終わる……。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!

    I 努力は遺伝に勝てないのか
    1:遺伝にまつわる語られざるタブー
    2:「頭がよくなる」とはどういうことか――知能のタブー
    3:知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人
    4:進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか
    5:反社会的人間はどのように生まれるか

    II あまりに残酷な「美貌格差」
    6:「見た目」で人生は決まる――容貌のタブー
    7:あまりに残酷な「美貌格差」
    8:男女平等が妨げる「女性の幸福」について
    9:結婚相手選びとセックスにおける残酷な真実
    10:女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか?

    III 子育てや教育は子どもの成長に関係ない
    11:わたしはどのように「わたし」になるのか
    12:親子の語られざる真実
    13:「遺伝子と環境」が引き起こす残酷な真実



    言わずと知れた、ベストセラーになった橘玲氏の著作です。

    電子書籍が発売と同時に購入し、熟読しました。
    ためになったところを 箇条書きに。

    論理的推論能力の遺伝率は68%、
    一般知能IQの遺伝率は77%、
    これは能力のちがい(頭の善し悪し)の7-8割は遺伝で説明できることを示している。



    これがこの本の中心となっています。みんな薄々気がついているけど、言っちゃったよー的なことが、たくさん書かれています。
    しかも、論理的に。
    そして、ちゃんとした引用もついています。

    私達が暮らす「知識社会」が、ヒトのさまざまな能力のなかで知的能力(言語運用能力と論理数学的能力)に特権的な価値を与えているから。



    IQが低いと社会の落伍者になってしまうのですが、それはスタートの時点では、みんな平等でなくてはならないことになっています。
    人種と知能は無関係とか、親の知能と子供の知能は無関係とか、そうでないと社会が混乱してしまう、のでそういうことになっています。


    スーパーZIPに住む上流階級はマクドナルドのようなファストフードには近づかず、アルコールはワインかクラフトビールでタバコは吸わない。(略)基本的にはあまりテレビを観ず、人気ランキング上位に入るようなトークラジオ(リスナーと電話でのトークを中心にした番組)も聞かない。休日の昼からカウチでスポーツ番組を見て過ごすようなことはせず、休暇はラスベガスやディズニーランドではなく、バックパックを背負ってカナダや中米の大自然で過ごす。



    こういうライフスタイルを好む人達が集まるのがスーパーZIPで、アメリカで急速に増大しているようです。
    彼らはかならず、知能が高いはずで、

    「知識社会」とは、知能の高い人が知能の低い人間を搾取する社会のことなのだ。



    いわいる情報強者が情弱を搾取する構造はこれから数十年つづいていくでしょう。これは間違いなさそうです。
    これを読んでいるみなさんは、絶対に情報強者になってください。絶対にです。

    美貌社会の一番の被害者は、醜い男性だった。



    ブスは損をするのは、なんとなく理解できますが、
    外見に劣る男性は、もっと損をしているという事実です。不細工な男性で勉強ができないとまともな仕事に有りつけず、
    底辺の生活ができないのです。とにかく、情報強者でないといけないのです。

    「男らしく」というしつけの基本ですら、親は子供の人格形成になんの影響もあたえない。



    子供は親の思い通りならないです。子供がどう育つかは環境によって決定します。
    言ってはいけない事実です。

  • 2018/01/12(金)
  • 残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する

    残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する

    橘玲氏が監修ということで、
    読んでみました。

    『言ってはいけない』の橘玲が太鼓判!
    成功理論の新しいスタンダードと言っていいだろう」

    世の中のありとあらゆる「成功ルール」を検証した全米ベストセラー。
    あなたがこのままではダメになる理由とこれからうまくいく方法、
    ぜんぶ最新の証拠をつけて教えます!

    ◎あなたは成功者の実像を間違えていませんか?
    ・成功者は優秀?――NO! アメリカの大富豪の大学での成績はよくない
    ・成功者は社交的?―― NO! 第一線の専門家やトップアスリートの9割は「内向的」
    ・成功者は健康?―― NO! シリコンバレーの成功者の多くは精神疾患スレスレ

    ◎最先端の「成功サイエンス」を知っていますか?
    ・世界を変えるのは、あなたの「長所」ではなく「欠点」
    ・自信より大切な「自分への感情」とは?
    ・10年前には存在しなかった新しい「巨大ストレス」と予防法


    内容は、科学的で、根拠が明示してあり、
    理系のわたしにはしっくりくる内容でした。

    世間一般には、にわかには受け入れない内容を、できるだけ主観を入れないように気をつけて書いてある印象を受けました。
    Barking up the wrong tree.
    間違った木に向かって吠えるという英題のように、従来の心理学や成功法則が、間違っていたことを指摘してくれます。

    印象に残ったところを箇条書きに。

    「自己啓発本なんて、どうせうさんくさいでしょ」と思っている人に本書はお勧めできる。すべての主張が、エビデンスにまで辿ってその真偽を確認できるようになっているから。



    科学的根拠がある治療法で、100%すべての病気を治せるわけではないですが、
    根拠のない民間療法をするよりは、よっぽどマシな治療を受けられます。この本は医療で実践されているEvidence based(根拠に則った)な内容で書かれています。

    「正しいこと」を行い、リスクを最小限にする生き方は成功への道だろうか?もしかしたらそれは、凡庸な人生への道ではないだろうか?

    ルールに従う生き方は、成功を生まない。良くも悪くも両極端を排除するからだ。



    正しい道を歩いて、学校を首席で卒業するようなひとは、仕事では順調に業績を重ねているのですが、彼らの圧倒的多数は、システム内に収まって、その歯車を順調に回す役割をしているという法則です。
    言われたことをキチンとする能力は飛び抜けて高いのですが、いざクリエイティブな仕事を要求するととたんにできなくなってしまうのです。
    彼らは得てしてジェネラリストで、何をやらしても卒なくこなすのですが、何かの能力に突出しているということはありません。スペシャリストになれないのです。



    天才たちは通常の人よりもサイコパス的な傾向を示すが、その度合は精神障害者よりは軽度である。彼らは適度な変人度をもつようだ。

    変わり者になることを厭わないものがあまりにも少ないこと、それこそがわれらの時代の根本的な危機なのだ。



    大切な言葉。適度な変人度
    誰もがわかるような成績優秀者は、飛び抜けた成功者にはなれないということです。
    大きな成功をしたいと思ったよりは、どこかで他人と違うことをしないといけないし、従来の成功の法則とは違う行動をとらないといけません。それを適度な変人度と呼んでいます。

    増強装置を持つものは、その特性の良い面、悪い面を合わせ持つことになる。男児の攻撃性や不品行をなくそうとすることは、彼らの成績改善には役立つが、生涯の収入を減らすことを明らかにした。



    成功するには、「自分を知る」の一言につきる。とくに、自分が望むことを人生で成し遂げるためには何よりも自分の強みを知ることだ。



    自分の強みと弱みを知っていて、その強みの部分を生かして仕事を選択できるひとが勝てるということです。
    自分の強みにすべての時間と資源をつぎ込むことが成功のために必要なようです。

    モルドバ人はたがいをまったく信用しない。モルドバ人の生活のほぼすべての面で信頼が欠如している。(略) 犯罪者や海賊たちは、いろいろな意味でむしろ一般人より信頼と協力の重要性を思い知っている。



    これは、まったく信用や信頼の無い国であるモルドバよりも、
    犯罪者や海賊の集団のほうが組織化されて、より効率よく経済的にも発展した組織を形成しているという例を書いています。
    ある程度は他人にたいする信頼が無いと組織は成り立たないという例です。


    最高の所得を得ているものは、概ね人を信頼している。「適度な信頼」と題された研究で、被験者は他者をどの程度信頼しているかを10段階評価で答えるように言われた。すると、8と答えた人々の所得が最も高かった。



    成功者=所得が高い人 と考えたときに、
    もっとも成功するのは、適度に人を信頼するひとのようです。10段階で8くらい信頼する程度が良いようです。10信頼してしまうと、つけこまれることが多く、全く信用しないと、8の人より所得が14%も下がるそうです。

    すべての大勝利者は親切で、すべての敗者は自分から裏切る



    影響力の武器で知られる ロバート・チャルディーニは、最初に手を差し伸べることこそ、互恵主義を育む鍵であり、ひいては説得や相手に好かれることのベースになるという。



    自分がギバーであることを相手に示し、その相手があなたがギバーであることを知人に話す。
    結果、自分がマッチャーから思わぬ恩恵をうけるかもしれないのです。新参者はすすんで贈り物をするべきだと教えてくれます。

    仕事を面白くするには、課題を加えること。仕事であれ何であれ、その行為に意味を持たせ、没頭するには、結局のところ私たちは自分の痕跡を残したいのだ。



    ナポレオンはこういった「兵士は、わずかばかりの色付きリボンのために、延々と命がけで闘うようになる」



    全自動ですべてが完了してしまうのではなく、自分の一手間で、仕事が完了するようにすると効率があがるようです。
    部下に仕事を与えるとき、全部をお膳立てするのではなく、ある程度の道筋を立ててやって、部下に「自分でやった」と思わせるように仕事をやってもらうと、いろいろとうまくいくようです。
    研修医などに仕事をあたえるときによくやっています。

    他愛もないものを目当てにひとはゲームをし続けるようです。


    FBIの行動学分析官ロビンドリークは、初対面の相手と話す時に最も重要なこととして次を挙げる。
    「自分の判断は挟まずに、相手の考えや意見を知ろうとすること。」



    相手の話していることにひたすら集中して、そのなかで心に浮かんだ好意的な言葉を相手に投げかけると、第一印象がかなり良くなるそうです。
    かっこよく見せたりしようとか、いいところをみせようとするのは、逆効果です。
    取ってつけたようなお世辞での良いのです。とにかく好意的な言葉を発するようにしましょう。

    人生を劇的に変えたければ、自分があんな風になりたいと思っている人々のグループに参加すること。



    あなたの意見は言わずに、質問しよう。
    「私に何をしてもらいたいですか。」



    「ダニングクルーガー効果」経験が浅い者ほど、ものごとがどれほど困難なのか評価する尺度を持たないので、自信満々でいられる。



    若さと美容を保つのに良い睡眠が必要なことも証明されている。ひとびとが睡眠不足になる前後の写真を被験者に見せたところ、睡眠不足の写真では明らかに魅力度が低下することがわかった。



    睡眠はとても大切ですね。
    この仕事をしていますが、年齢を重ねるごとに無理が効かなくなってきたので、
    睡眠時間は意図的に多めに取るようにしています。

    ウォーレン・バフェットの言葉
    「本当はあまり好きじゃないが、まずこれを10年やって、それからあれをしようと思っている。。。」
    という人々が居るが、これはまるで年寄りになるまでセックスはおあずけというようなものだ。
    あまり感心できないね。



    一日は24時間しかなく、使えるエネルギーも限られている。
    多数のカテゴリーで成果を挙げるには、限度を設定しないといけない。最終的に一つの質問に行き着く。
    「私は何を望んでいるのか」



    かなりの分量がある本です。読み応えがあります。
    反面、ポイントがぶれそうなので、自分が心に止めておきたいところだけ、ピックアップしてブログに残しておきます。
    折に触れて、読み返したい本です。

  • 2018/01/03(水)
  • マスカレードナイト 東野圭吾

    マスカレードナイト東野圭吾

    若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。
    犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!? あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び――。


    ホテル

    イブ

    に続く、第三弾です。


    とても楽しく読めました。
    さすがは東野圭吾です。

    ガリレオシリーズ、加賀恭一郎シリーズに続き、
    人気のシリーズになりそうです。

    今回はホテルコルテシア東京の、大晦日に行われるマスカレードナイト(仮装パーティー)を舞台に殺人予告が行われます。
    ホテルマンになりすまして潜入する新田と、ホテルのコンシェルジュ山岸のコンビが再びです。
    コルテシア、殺人事件起こり過ぎとか、新田と山岸、絡みすぎというツッコミはおいといて、面白くてスラスラ読める内容でした。

    年末から大つごもりにかけての旅行中に読みました。小説の時期も丁度年末だったので、シンクロナイズして読むことが出来ました。


    最後まで全く犯人がわからない展開でした。

    ただ一つ引っかかるのが、犯人がはじめて小説に描かれたときに、「エキゾチックな顔立ち」と描かれているのに、
    そのトリックは成り立つ??
    というツッコミはしたかったという読後感でした。

    2019年には映画化されるようですので、また東野圭吾の人気のシリーズとなりそうです。

  • 2017/12/18(月)
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾

    東野圭吾の新作です。

    ガリレオシリーズや、加賀恭一郎シリーズでミステリーの世界に金字塔を打ち立てた東野圭吾ですが、
    ミステリー以外もイケるよとリリースしたのが、本作品です。

    ナミヤ雑貨店



    夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。


    ナミヤ雑貨店という寂れた店のシャッターにある郵便受けに、相談事を書いて投函しておくと、翌朝には店の裏の牛乳箱に相談に対する回答が入っているという。不思議な雑貨店の物語です。この雑貨店を営んでいたのが、浪矢雄二という男です。

    このナミヤ雑貨店と、児童養護施設丸光園が不思議なつながりを持って、物語はすすんでいます。
    ナミヤ雑貨店に相談するのは、なぜか丸光園の出身者や関係者がほとんどなのですが、、そこは目をつむって。。相談者の全員がナミヤ雑貨店の回答を得てから、人生が好転します。

    物語の最初のほうは、なかなかストーリーの全体がつかめませんが、そこは東野圭吾の筆力。中盤からはグイグイと引きこままれて、結局は一冊を一気に読んでしまいました。
    東野圭吾の他の本と同じで、随所に伏線が貼ってあって、最終的にそれらのすべてが回収されるという結末でした。

    さすがは東野圭吾でした。今後はこの路線の物語がたくさんリリースされることを願います。

    2017/12/18追記。
    再読。

    映画化された2017年に再度読みました。
    ストーリーを完全に忘れていたので、新鮮な気持ちで読めました。

    数人の相談者が登場しますが、その全てが実はある共通点でつながっていて、
    さらにその共通点は、根本のところでナミヤ雑貨店とつながっていて、、
    さすが東野圭吾でした。

    相談者の一人に、20歳でナミヤ雑貨店に相談して、
    未来の株価、不動産価格の動きを知ることができる女性が登場します。

    80年代後半のバブル経済と、その後のバブル崩壊を、「ババ抜き」にたとえられて、未来を知ることになるのですが、
    その予言を信じて、本当に不動産や株を始めるとことがすごいなあと、、フィクションですが、感心しました。

    ナミヤ雑貨店の予言に従って、彼女は大きな成功を治めるのです。

    「チャンスに備えて、知識も資金も蓄えておく。」非常に大切なことですが、凡人にはなかなかできません。
    この物語から、そんなことを再認識しました。

  • 2017/12/06(水)
  • 生涯投資家 村上世彰

    生涯投資家

    「お金儲けは悪いことですか?」
    2006年6月、ニッポン放送株をめぐるインサイダー取引を行った容疑で逮捕され、のちに執行猶予つき有罪判決を受けた村上ファンドの村上世彰氏。逮捕間際に言ったその言葉が注目された。以後、表舞台から姿を消したが近年株式取引の世界に復帰。その動向が注目されている。
    本書は、その村上氏の最初にして最後の著書であり、半生記であり、投資理念の解説書でもある。灘高―東大法―通産省を歩んだエリートがなぜ投資の世界に飛び込み、いったい何を試みたのか。ニッポン放送、阪神鉄道、東京スタイルなどへの投資において、いったい何があったのか。その投資哲学、日本企業、日本の経営者たちへの見方はどうなのか。そして今後何をしようとしているのか。
    村上ファンドを率いて日本に旋風を巻き起こした著者が、その実像と思いを自ら書き上げた話題作。


    非常に良い本でした。
    買ってよかった。

    村上世彰氏が関与した取引は、2002年くらいからマスコミに取り上げられて、東京スタイル、ニッポン放送、阪神タイガースのニュースは知っていました。
    当時は、マスコミというフィルターを通じて知った村上世彰氏のことを見ていましたので、投資家=悪者という構図をマスコミから押し付けられていたのだと思います。

    本書を読むと、村上世彰氏が一貫して提唱する『コーポレートガバナンス』の大切さがよくわかります。
    氏の主張はすごく真っ当であり、コーポレートガバナンスが浸透しないと、日本の復活はありえないことがよくわかりました。

    2006年の時点で、氏を逮捕してしまったことは、日本経済にとって大きな損失になったようです。
    あれから10年以上たっても、日本の株式市場は、コーポレートガバナンスが守られないまま、旧態依然とした、『既得権ジジイ』の巣窟になっています。


    参考になった所を箇条書きに。

    「上がり始めたら買え。下がり始めたら売れ。一番安いところで買ったり、一番高いところで売れるものだと思うな」



    氏の最も尊敬する、父親の言葉です。
    父親の生い立ち(台湾で生まれ育った日本人であった)や、その仕事(投資家として成功していた)ことが書かれていました。その父親の残した金言が上記です。この金言は、投資家にとって永久不滅の言葉でしょう。

    保有している資産に比して、時価総額が低い企業に投資する、というシンプルな投資法を実践。
    しかし、すぐに「ハゲタカファンド」と批判されてしまう。これは非常に残念で、わたしは長い年月をかけて理解して貰おうと努力してきた。



    昔から長期に保有している有価証券や土地などを保有しているのに、時価総額が低いという企業はたくさんあります。氏の行っていることは極めてシンプルな戦略ですが、マスコミからみると、買収とかハゲタカファンドと批判の対象になるようです。
    このように投資家を批判するような日本の土壌が、投資家の出現を阻んでいるのだと思います。

    政府は仕組みを作ることができるが、実践するのは株式市場にいるプライヤーだ。だから私は、そこで働いている銀行や証券会社のひとに期待した。



    日本に、「コーポレートガバナンス」を浸透せようとしたが、腰の重いプレイヤーたちに怒っている村上世彰氏。
    そんなこと、前例がないしできなという彼らに呆れたそうです。この出来事から氏は自分がプレイヤーになって市場を変えていこうと決心したようです。

    私はこれまでの経験から、人をマネジメントしたり日々の事業を運営することは苦手であることを自覚している。投資家と経営者はまったく違うのだ。



    通産省での経験から、自分の能力に客観的に気がつけた村上世彰氏ならではの発言です。
    経営者に向いていないと判断した氏は、40歳で通産省を辞めて、投資家として生きていくことを選びます。賢明な選択だと思います。

    リーマンショック直後は株が暴落し、大幅にディスカウントされていた。だから割安になった株式市場に投資した。
    不動産不況のときは、不動産にも大きな投資をした。
    現在はアジアの不動産に積極的に投資している。



    その業界が大いにディスカウントされているときに投資を開始するのは、セオリーですが、、、こんなに簡単にディスカウントかどうかが判断できるわけではありません。
    村上世彰氏にはその判断ができるのかと思っていましたが、、、

    ギリシャのデフォルト、中国のマイクロファイナンスの会社に投資をした時には大損した。
    失敗しない投資など投資と言えない、と私は思っている。投資家として大事なことは、失敗したと気がついた時にいかに素早く思い切った損切りができるか。



    いろいろな失敗や損失を経験しています。大切なのは、失敗から学び、下がり始めたら売る判断をいかに速やかにできるかということです。
    利食いも、損切りも、とても大切です。

    日本では、投資家とは「汗をかかずに大金を儲ける人」と悪く思われがちだ。(中略)投資家のもう一つの仕事は、投資先企業の経営を監視監督することだ。



    投資家は、資金を出すかわりに、投資先の経営を監視監督し、「その責任を取る」ことでリターンを得ます。
    野球の監督がチームの成績に責任をとるのは当たり前のことなのに、投資家が投資先の企業の利益について責任をとる(リターンをもらう、損失を被る)ことに世間は納得がいかないようです。
    日本ではこのような風潮を変えていかないと、大きな投資家は育たないと村上世彰氏は繰り返し言っています。


    最大のパフォーマンスを追求できる判断ができる経営者こそ、優れた経営者と呼べるのだ。一方で悪い経営者とは、会社を私物化し、株主の目線に立たない経営者だ。



    会社の経費を無駄につかったり、株式の持ち合いに走ったり、余剰金の使いみちを明示せず、株主とも対話しない(ある企業の社長のことを批判しています。)経営者のことを痛烈に批判し、そのような会社に経営の改善を進言するのが真の投資家です。

    麻生太郎財務大臣が、内部留保を積み上げている日本企業に対して「まだお金を貯めたいなんて、単なる守銭奴にすぎない」と発言して非難された。



    麻生氏の発言には、村上世彰氏も賛成しています。
    この「非難された」というところに、日本の投資環境の問題点があると氏は指摘します。
    内部留保は単なる保身でしかありません。大企業であれば、いざという時には市場から資金を調達できるのです。資金を積極的に投資せず、株主にも還元しないのは、単なる思考停止でしかありません。
    守銭奴と呼ばざるを得ないでしょう。

    株主はもっと真剣に投資先の意思決定に関わる姿勢が必要だ。



    (東京スタイルとのプロキシファイトに負けて)マスコミは、僅差になるまで善戦したことに賛辞を送ってくれた。だが私にとっては、勝たなくては意味がない。悔しくてたまらなかった。



    日本初のプロキシファイトを戦った村上世彰氏は、善戦するも敗北してしまいます。このときに戦い続けることを決意するのですが、負けた原因を調べるに、頼りにしていた外国人株主の割合が40%から20%まで減っていたことに気が付きます。
    そうです。彼らは東京スタイルの株価が高くなったときに、さっさと売り抜けて利益確定していたのです。


    2001年当時のフジサンケイグループは、ラジオ局のニッポン放送が、フジテレビの親会社であり、筆頭株主として三割を超える株式を保有していた。簡単に言ってしまうと、現金一万円が入ったお財布を7000円の値段で売っているようなものだ。



    この表現は秀逸だと思い、付箋をしました。
    2001年当時の報道では、なんでニッポン放送株が買われているのかよく分かりませんでしたが、村上世彰氏は単純に安いから買っていただけであったことがわります。こんなのが普通に市場で売られていたら、誰だって買いますよね?
    この歪さを正したかった氏は、ニッポン放送に改善を求めますが、ニッポン放送もフジテレビも保身に走るばかりで株主を無視した対応をとっていたのです。本質的なことが解決されないまま騒動だけが「報道によって」大きくなってしまい、
    マスコミのちからによって村上世彰氏がインサイダー取引の容疑で逮捕されるという最悪の結末になってしまったようです。





    IT企業がニッポン放送を通じてフジテレビに対して発言権をもてば、事業提携や業務提携が可能となり、新しいメディアの形が生まれるきっかけになるという想いもあった。



    もし、2005年当時にITとTVの融合が進んでいたら、、これを書いている2017年にはTVなんか無くなってすべてインターネット方法に変わっていたのかもしれません。
    そう考えると、既得権にガッチリしがみついたジジイ達のせいで、経済や技術の発達が年単位で遅れてしまったような気がして、腹立たしく想います。

    ライブドアの堀江貴文が登場した時点で、世間では新興企業のテレビ局乗っ取りのような報道がされてしまい、
    面白おかしく報道されたことをとても残念に思いました。 しかし、この本を読むまではわたしもニッポン放送の事件の真の姿を知りませんでしたので、いかに報道によって、間違ったことを教えられるかを知ることができて良かったです。


    メディアを通じて見てきた星野氏も、実際にお目にかかった際の星野氏も、非常に紳士的で冷静で、公の場であのような発言をする方には思えなかった。



    今度は村上世彰氏による阪神鉄道の買収報道のことです。
    村上世彰氏はもちろん、乗っ取るつもりなどなく、ただ阪神鉄道の経営を改善したかっただけなのですが、マスコミによって、偏った報道をされ、仲間だと思っていた星野仙一氏にも、結果的に裏切られたことになります。
    結局、阪神鉄道の経営改善もマスコミによって潰され、経営の改善が何年も遅れることになります。

    誰も手を出さなかった既得権に真正面から猛然と挑んだ堀江氏。それを現実のものとならしめたライブドアの資金調達には、本当に驚かされた。



    当時の若きIT起業家を褒め称える村上世彰氏。
    しかし、その成長が早すぎるが故に世間から嫌われ、風説の流布と有価証券報告書に虚偽の記載をしたとして証券法違反に問われた堀江貴文のことが詳細に書かれていました。
    懲役2年6ヶ月の実刑判決を受けて服役した堀江貴文氏は、2017年現在すっかり返り咲いているのです。
    あのときの堀江貴文氏は、いままだ新しいことにどんどん挑戦しているのです。あの時、ライブドアによるテレビ局の経営改善が実現していたら、世界は正しい方向へ速く進化できていたのでは?と思ってしまいます。


    (株式会社日本への提言)
    資金が循環し始めれば、景気は必ず回復し、経済は成長する。物価は上昇し、企業の業績も伸びていく。そうなれば近い将来、日経平均株価が過去最高の4万円台になることだって夢ではないとおもう。



    企業の内部留保、個人の貯蓄志向、資金が循環していないことは、血が流れていないことだと批判し、
    徹底して投資の重要性を語ります。
    わたしもその通りだと思います。

    徹頭徹尾、コーポレートガバナンスと資金循環の重要性を強調し、
    それを実践して「物言う株主」として活躍してきた村上世彰氏の本当の姿を知ることができる本でした。
    いまはシンガポールに移住して、ランニングをしたり投資をしたりして、悠々自適にされているようなので、安心しました。
    氏の考え方には、共感できる部分が多すぎて、とても引き込まれる本でした。

  • 2017/10/12(木)
  • 黒革の手帖 松本清張

    黒革の手帖

    7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが……。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。

    松本清張の代表作。
    ドラマは観たことがないのですが、名著であれば読んでみようと思いまして。

    上下巻でかなりのボリュームですが、スラスラと読めました。それだけ引き込む力がある小説です。

    時代背景は昭和50年代です。
    携帯電話も、パソコンも、メールもない時代、主人公の原口元子は、黒革の手帖に銀行員や、医者の預金口座の控えをメモしていき、これをもとに彼らを脅迫していきます。

    脅迫の金額が、7500万円とか、億とか、次第にエスカレートしていきます。

    最後は予想通りの転落が待っています。


    時代背景を平成に代えても、十分通用する小説です。
    東野圭吾氏とかに、リメイクさせると非常に面白いものになりそうです。

  • 2017/10/11(水)
  • 弱くても勝てます 高橋秀実

    弱くても勝てます

    甲子園も夢じゃない!? 平成17年夏、東大合格者数日本一で有名な開成高校の野球部が甲子園大会東東京予選ベスト16に勝ち進んだ。グラウンド練習は週一日、トンネルでも空振りでもかまわない、勝負にこだわりドサクサに紛れて勝つ……。監督の独創的なセオリーと、下手を自覚しながら生真面目に野球に取り組む選手たちの日々。思わず爆笑、読んで納得の傑作ノンフィクション!

    開成高校野球部に、ノンフィクション作家の高橋秀実氏が密着して、その野球に対する独特な練習法を追いかける内容です。

    超進学校の開成高校では、部活は週に1回だけ。
    その一回の練習は、殆どが打撃の練習にあてられます。守備の練習は無しで、内野ゴロなどは殆どエラーしてしまうそうです。
    監督は、サインも出さない。打ちたいように打つという方針で、とにかく大量得点を取って、ドサクサに紛れて勝つという方法です。

    野球の有名校は、専用のグランドがあり、毎日練習して、まず守備を固めてからバッティングの練習をするのセオリーです。
    点を取られない野球をするのが強豪校。

    開成高校はハナから守備を捨てて、自分たちの練習量で勝てる唯一の方法を模索した結果が、バッティングだけで勝つという方法とのことでした。

    実際に東京予選でベスト16まで勝ち進んだこともあるそうです。

    確率的には勝つことは少ないが、その少ない確率を極限まで高めるために努力する。
    あたまの良い高校生らしい発想です。この考え方は、仕事にも応用できると思います。自分の長所だけに集中して投資して、少しでも成功する確率をあげる。
    この考え方って、結構大切な気がしました。

  • 2017/10/10(火)
  • 君たちはどう生きるか 吉野源三郎

    君たちはどう生きるか


    未読であった、「君たちはどう生きるか」をリバイバルされた漫画で読みました。

    1937年に出版されて以来、
    数多くの人に読み継がれてきた、
    吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
    人間としてどう生きればいいのか、
    楽しく読んでいるうちに
    自然と考えるように書かれた本書は、
    子供はもちろん
    多くの大人たちにも
    共感をもって迎えられてきました。
    勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
    昔も今も変わらない人生のテーマに
    真摯に向き合う
    主人公のコペル君と叔父さん。
    二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
    数多く示されています。
    そんな時代を超えた名著が、
    原作の良さをそのままに、
    マンガの形で、今に蘇りました。
    初めて読む人はもちろん、
    何度か読んだことのある人も、
    一度手にとって、
    人生を見つめ直すきっかけに
    してほしい一冊です。


    主人公のコペル君と叔父さんを軸に展開される、物語です。
    時代背景は、いまから80年くらい前ですので、戦前と考えられます。

    物語は漫画で読めますが、各章の最後にオジサンからコペル君に宛てた手紙が書かれます。
    この手紙のなかに、「どう生きるか」が凝縮されています。

    いまも昔も、子供時代のテーマは同じです。
    「貧困」と「いじめ」

    主人公のコペル君は、裕福な家に生まれて、勉強もできる子供ですが、同級生の浦川くんがいじめられていることが気になり、友達になります。
    しかし、力不足のために浦川くんを助けることができないことに葛藤を覚えます。

    そんなコペル君に、オジサンが手紙を書くことでアドバイスを与える展開で物語は進んでいきます。



    本書は、小学生にはちょっと難しすぎるかもしれません。
    中学生くらいの男の子に読んでもらいたい本です。

  • 2017/09/03(日)
  • いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン 大塚雄介

    いまさら聞けないブロックチェーン

    ビットコイン、ブロックチェーン、フィンテックの「?」に答えます。

    ▶ビットコインはどうやって手に入れるの?
    ▶投資対象としてはどうなの?
    ▶コピーや改ざんされる心配はないの?
    ▶ブロックチェーンってどんな技術?
    ▶フィンテックが実現する未来とは?
    ▶次はどんなサービスが登場する?




    ビットフライヤーに口座を開設して、Bitcoinを購入したのは良いのですが、自分が何を所有しているのか、実はしりません。

    本当にいまさら聞けない感があるので、あるサイトで推奨されていた本書を読んでみました。
    電子書籍で購入。
    3時間くらいで読めました。

    内容は簡潔で、要点のみが書いてあり、理解を深めることができました。

    20170903_174453

    ビットコイン以外にも、イーサリアムやリップルなどの仮想通貨、暗号通貨、があります。
    それらの関係もおぼろげながらもわかりましたし、ブロックチェーンという技術は色々なことに応用可能だということも分かってきました。

    20170903_174407



    特に、マイニング(発掘?)ってなになのか、分かっていなかったので、ここはすごく参考になりました。
    実際に謎を解’(マイニング)いて、その報酬として、ゲームのようにBitcoinがもらえるのかと思っていました(笑)

    実際には、Bitcoinの取引はお互いに承認しあって初めて成立する。この承認作業がマイニングと呼ばれるようです。
    10分ごとにレース形式で行われ、勝者がBitcoinを掘り当てることができることからマイニングと呼ばれるようです。
    膨大なマシンパワーと電力が必要なようで、とても個人が参加できるような作業では無いようです。

    10分毎にヨーイドンで、採掘が行われ、勝者だけに12.5BTCが支払われると決まっているようです。


    まだまだ未熟で、いまから発展する余地が沢山残っているブロックチェーンの技術は、伸び代がたくさんありそうです。
    いまもなお、改良が重ねられて、どんどん発展していることも分かってきました。

    本書を読んでよかったと思います。

    遅れないようについていこうと思っています。

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