カブシキ!

  • 2007/10/18(木)
  • 相場で負けたときに読む本 実践編  損切りを決意した本。



    いままで株を売買してきて、正直殆ど利益は出ていません。逆に損失のほうが大きいくらいです。
    その原因を考えてみるに、「損切り」の重要性をいまだ理解していないことが一番ではないかと思っています。最近は損失がとても大きくなってきて、そろそろ真剣に株の勉強をと考えていたときにこの本に出会いました。

    タイトルはまさに「相場で負けたときに読む本 実践編」。
    ブックオフで見つけて、タイトル買いしてしまいました。
    実践編とありますが、中身に具体的な数字が出てくるわけではなく、相場に対する考え方が抽象的に書かれています。しかし、損切りに対する考え方が変わったので、この本を読んで意味があったと思います。

    ↓以下は内容のリストと、それに対する考察です。自分用の覚書です。

    生き残るための精神修行
    第1回 感情を封印せよ
    第2回 謙虚に臨め
    第3回 欲を持つな
    第4回 スリルを求めるな
    第5回 やらない勇気を持て
    第6回 冷静になれ
    第7回 うぬぼれるな
    第8回 有頂天になるな
    第9回 健全な懐疑心を持て
    第10回 ときには騙されろ
    第11回 破壊衝動を抑え込め
    第12回 恐怖心を忘れるな
    第13回 無心で決断しろ
    第14回 純真無垢の精神状態で臨め

    トレーダーの生存心得
    第15回 エントリーの準備を怠るな
    第16回 仕掛ける前によく考えろ

    仕掛ける前が勝負の分かれ目である。
    生き残っているトレーダーは計画をたてることに相当の時間を費やします。
    上級トレーダーになるほど、計画を綿密に立てていて、「いつ売るか」「いくら売るか」ポジションを持つ前に全て計画されているということです。あとはその計画に従うだけの意志があればいいのです。感情は要りません。

    第17回 計画を立てろ
    第18回 統計的に勝て

    マーケットで生き残るためには確率に基づく統計的戦略が必要です。
    トレードをするまえに計画を立てて、その計画が過去のデータで有効になっているかを検証しなければなりません。

    第19回 規律に従え
    第20回 確立されたルールを作れ
    第21回 時間を甘く見るな

    上級トレーダーは時間を軽視しない。「いつ」安く買えるか、「いつ」高く売れるか、「いつ」までポジションを持ち続けるかという時間に関する概念を持っているトレーダーは実際にあまり居ないものなのです。

    第22回 鉄の意志を持て
    第23回 ルールを破るな
    第24回 負けトレードを分析しろ

    これは非常に重要だと思います。負けトレードは「嫌な思い出」ですから早く忘れてしまいたいのが心情ですが、、本当は負けトレードの中に宝が眠っているものなのです。

    第25回 中立的思考を保て
    第26回 マイナス思考を心掛けよ
    第27回 勝つ行動をレシピ化せよ
    第28回 オーバートレーディングをなくせ
    第29回 資金変動チャートを見つめろ

    いままで僕は資金変動チャートを作っていませんでしたが、これを読んでからいままでの資産推移をグラフ化しました。これで自分の資金がどれだけ失われているかが視覚的にわかるようになりました。

    利食いと損切り 攻めと守り
    第30回 負けても資金を残せ
    第31回 勝つために守る
    第32回 護身術
    第33回 調子の悪い時期の負け方
    第34回 ストップロス

    これ、大事です。この本ではストップロスを置くことは「セーフティネットを置くこと」で、非常に大事なことだと述べて、多くのページを割いてあります。上級トレーダーはリスク管理のために必ずストップロスを置きます。
    ストップロスは破滅を避けるための手数料です。

    第35回 逆指値

    上に書いたことと殆ど同じですが、逆指値を置いて、損失を限定することはすごく大切なことです。多くのトレーダーは逆指値を置かないことが原因で破滅的な損失を被っています。

    第36回 小さい損失

    利食いは嬉しいし、損切りは苦しいのは当たり前の感情です。その感情から利食いを早く、損切りを遅くしてしまうのが普通の人間だと思います。
    その感情に背いて、利食いを遅らせ損切りを早く行うことが、上級トレーダーに与えられた勇気だと思います。

    小さな損失は負けではない。破滅から逃れるための手数料だ。

    第37回 損切る勇気

    損切りは難しいというのは、感情的な理由が殆どだと思います。損失を確定してしまうことは負けを認めることですから、なかなか出来ないものです。しかし上級トレーダーは損切りをいとも簡単にやってしまいます。

    第38回 損切りの躊躇
    第39回 失敗は成功の元
    第40回 真の信念
    第41回 芸術的な損切り
    第42回 ときにはホームランも必要
    第43回 利食いの恐怖

    利益が出ているときは早く利益を確定してしまいたいものですが、、上級トレーダーは利食いは出来るだけ遅らせます。このことが上級トレーダーが勝てる理由なのです。

    第44回 TOPSCOLA

    Take Of Profits Slowly, Cut Off Losses At once.
    利食いはゆっくり、損切りはただちに。という意味です。

    第45回 利益管理
    第46回 利乗せ
    第47回 曲がり屋に向かえ
    第48回 損失の中で光る宝石

    大衆を超絶する勝者の世界
    第49回 選ばれし者
    第50回 思い入れのレベル
    第51回 考え方の違い
    第52回 コントラリアン
    第53回 皮肉混じりの勝者

    「大衆は常に間違っている」といいます。僕も大衆の一員ですから常に間違っているのです。そのことに気がつくのが勝者への一歩になります。
    勝者はそのことを教えてはくれません。本当の勝者は自信をもって取引しているのに、そのことを隠して、謙虚に振舞います。敗者たちに悟られてはなりません。なぜなら勝者は敗者の負け銭で生活しているからです。

    第54回 勝者は口を開かない
    第55回 感情の無いロボット
    第56回 直感的トレード
    第57回 分散投資の不必要性
    第58回 確実と確率

    初心者は確実に勝つことを目指しますが、上級者は確実に勝つことなど不可能だということを知っています。
    彼らは、勝つ確率を高めることに集中し、負けトレードを分析します。

    第59回 勝者の証



    この本から学んだことで一番大きいことはやはり『損切りを絶対に行うこと』でしょう。
    いままでの僕は損切りを行うことを決めていても、(いや、もしかしたらここが底で、いまから株価が上昇に転じるのでは?)などと自分の都合の良い解釈をして、損失を確定することから逃げてきました。
    そんな低いレベルの投資家から脱却しようと思います。

    必ず損切りラインを決めてから投資を始め、損切りラインを超えたら必ず損切りを行う。機械のように。感情は要りません。

    長生きしているトレーダーは「大負け」をしない。

  • 2007/07/15(日)
  • トップファンドマネジャーの 負けない株の黄金則 藤野英人



    スリッパの法則につづいて読んだ藤野英人氏の本です。

    この本に書かれていることは、スリッパの法則と一部重複する部分もあるのですが、良い経営者が真面目に会社を大きくしようと努力している会社を探すという基本法則が書いてあります。「清く豊かに」という姿勢。

    清貧という言葉があって、「貧乏でも真面目に清く生きる」といった考え方が日本では美徳とされますが、本当は「清い」ことと「豊かである」ことは相反することではなく、清い心のうえに豊かさが宿るという考え方を貫いています。

    各論に移ると、実際にどういった視点で投資先を選定すれば良いのかを、会社四季報から探る方法が述べてあります。
    そしてそのすべては下図に要約され、これを「藤野の虎の巻」と名づけてあります。




    PBRとかPERは会社四季報に書いてありますから、容易に数値を得ることができると思いますが、「営業利益の今期・来期の平均増益率」というのは藤野氏独自の数値です。
    営業利益の増益率で企業の成長性を測定しています。

    今期の平均増益率=今期の営業利益/前期の営業利益

    来期の平均増益率=来期の営業利益/今期の営業利益

    で、営業利益の増益率を計算し、その平均をとるわけです。

    営業利益の今期・来期の平均増益率
    =(今期の営業利益/前期の営業利益+来期の営業利益/今期の営業利益)/2


    難しいことは抜きにして、ではこのチャートを使ってどんな企業が投資対象となるのかをいろいろ調べてみましたら、何社かは投資価値がありそうな会社が見つかりました。
    僕の銘柄選択のスキルが少しアップしたように思います。

  • 2006/09/24(日)
  • 億万長者だけが知っている 雨の日の傘の借り方 その3

    つづき。




    オフショアのメリット、注意点などがわかりやすく書いてあります。
    著者は外国人ですが、日本を愛している人で、日本に精通しています。本書は日本人向けに書かれたもので、例えなども日本人に合わせたものにわかりやすく書いてあります。

    最後にプライベートバンクについて、述べてあります。これは大変興味深いもので、100年以上前からずっと存在するプライベートバンクとはどんなものか、解説してあります。沢山の資産を持つようになり、プライベートバンクとの関わりが深くなってくると、『担当者』がつきます。
    この『担当者』が資産の管理や税金の相談はもちろん、日常生活で困ったことなどにも対応してくれるそうです。

    これはプライベートバンクが顧客との『信頼』を一番重要視しているからだそうです。
    お金を貸したり借りたりしている関係ですが、

    「やっぱり最後は『信頼』が一番大切」

    という教訓をプライベートバンクはよく知っているのです。

    これは「となりの億万長者」に書いてあった、金持ちになるために大切なものの中にもあったような気がします。
    『信頼』関係はとても大切です。日常の仕事のなかでもそのことはヒシヒシと感じます。
    『信頼』を勝ち取るために僕らは、誠実であること、勤勉であること、中傷をしないこと、自己をコントロールすることなどが求められます。

    すこし大袈裟ですが、この本の中に人生の真理を見たようなきがします。
    オーレンロース(著者)の別の本も読んでみようとおもいます。

  • 2006/09/18(月)
  • 億万長者だけが知っている 雨の日の傘の借り方 その2

    つづき。



    「魚を釣る前にバケツを用意する」
    実際にお金を手にしてから、その運用方法を学ぶのでは遅すぎるという例えです。
    スポーツ選手のように、若くして一億円以上の年収を得て、そのお金を高級マンションや住宅、高級車に使い、ゴルフや旅行をしている人は引退後に、収入が減ったときに、平凡な生活に戻ることができずに、借金まみれになったりします。
    お金持ちになるために大切なことは、お金を儲けることよりも、お金を持ち続ける哲学を学ぶことです。

    お金を稼ぐことはさほど重要ではなく、お金を持ち続ける、いわゆる「保全と継承」が大事であると著者は言います。
    これが本当のお金持ちの考え方です。「金持ち父さん貧乏父さん」にも同じことが書いてあります。

    自分の資産を守る、持ち続けるためには、政府の手の届かないところに資産を移動する必要があります。
    オフショア(タックスヘイブン)の匿名性、守秘義務についてもこの本では述べてあります。

    つづきます。

  • 2006/09/17(日)
  • 億万長者だけが知っている 雨の日の傘の借り方 その1



    ガツーンと来た。久しぶりに。

    「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んだとき以来でしょうか、この衝撃。
    本書はオフショアについて書かれている本です。オフショアを利用して資産を運用することについて書かれていますが、具体的なことはあまり書かれていません。本当の金持ちの考え方とか、日本以外の国に自分の資産をうつすメリット(そういう教育をうけていない僕ら日本人には理解しにくいですが、)、日本の通貨「円」だけで資産を管理することの危険性などについて書いてあります。

    ガチーんと衝撃を受けたので、いろいろと述べてみます。

    タイトルに「雨の日の傘の借り方」とあります。この言葉の意味は、雨が降っている日には誰も傘を貸してくれません。①雨が降る前に準備をしておかないといけない。ということと、②雨の日にも傘を借りられる技術を身につけなくてはいけない。ということだと僕は理解しました。
    本書では、いま日本経済は「雨が降り始めた」時期であるとして、その中で傘を借りる方法を伝授してくれます。

    本書で述べてある傘の借り方とは、資産を海外に移し、海外で運用することです。いわゆるオフショアの考え方です。
    日本で生まれ、日本語だけを喋って、日本の教育を受けて育ってきた僕たちにはこのオフショアの考え方は少し受け入れにくい考え方です。
    ヨーロッパなどの四方を陸続きの他国に囲まれて、侵略の危険やなどがあるような国では、3ヶ国語以上を喋ったり、沢山の国籍を所有したり、資産を海外に移して管理したりという考え方は当たり前のようです。
    まずは序章でその考え方から、叩き込まれます。

    さて、資産を海外に移し管理するメリットはどんなものなのでしょうか、本書では詳しく解説してあります。

    つづきます。

  • 2006/08/23(水)
  • 金融広告を読め (どれが当たりで、どれがハズレか)

    金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか

    文庫版ですが、結構ボリュームあります。
    内容は結構難しいんじゃないのかと思います。

    よく新聞などに載っている金融広告。大きく書かれている数字、本当にその数字を信じていいのか、その数字の裏に潜んでいるリスクなどを沢山の例を挙げて解説しています。
    例えば、こんな広告。



    さて、この広告をみて、その裏に隠されている真の数字を読むことができる人はどれくらいいるのでしょうか。
    50万円以上の日本円を預けると、オーストラリアドルで定期預金して、年間に10%の利息が得られるという広告のように見えます。

    しかし、細かいところまで読んで、計算してみます。
    仮にこのオーストラリアドル定期預金に100万円預けたとしましょう。3ヵ月後に受け取れる金額はなんと97万円以下です。
    なんと、元本よりも減ってしまうのです。(細かい計算は本編を読んでみてください。大変勉強になります。)

    こういう計算は、義務教育では教えませんし、僕たちのような素人には絶対にわかりません。
    こういう商品は、銀行の偉い人達が一般庶民からいかにして手数料を巻き上げるか、知恵を絞って考えた商品です。実際に客に接してこれを販売する末端の銀行員でさえも、この商品の本当の価値を理解していないでしょう。
    理解していない銀行員が、理解していない一般庶民に対して、あたかも有利な商品であるかのように説明して売りつけるのです。
    笑っているのは、銀行の中枢にいる人間です。
    「バカな銀行員が、バカな庶民を説得してお金を集めてきて、そこから高額の手数料が取れる。こんな美味しい商売はないねー。」


    このような例が、60例以上挙げられています。
    円定期預金。
    外貨預金。
    外国為替証拠金取引。
    個人向け国債。
    EB債。
    利率保証つき年金保険。
    株式投資信託。(毎月配分型投資信託、REIT)
    インド株ファンド。

    などなど、実際の広告とそれについての詳細な解説が詳しく書いてあります。殆ど(というか全部)が「買ってはいけない商品」だということを証明してくれます。

    とても勉強になる本です。
    著者曰く、「こういった詐欺まがいの広告が平然と新聞に載っているのは、消費者の側に知識が無いのが悪い。」
    騙されないためには、自分で勉強して知識をつけるしかないのだと述べています。全て自己責任です。

  • 2006/08/05(土)
  • お金をふやす本当の常識 シンプルで正しい30のルール




    巷にあふれる投資の本や、お金の本にある間違いを指摘したり、投資に関する基礎的なことが書いてあります。
    内容は、少し難しいと感じました。筆者は「初心者にもわかりやすく書いています」と言っていますが、すこし難しいというのが僕の感想。

    投資に関して初心者が陥りやすい落とし穴を指摘し、それについて解説しています。すこし数学の知識が要ります。
    文体はやわらかく書いてありますが、筆者はとても理性的で、感情的な理由で間違った投資をしてしまうことを厳しく批判します。

    投資に関する基礎的な知識を30のルールにまとめて、一つ一つについて解説がついています。殆どが基礎的なことで真新しいことは殆どありませんでしたが、僕にとって参考になったルールを、覚書程度にまとめてみます。

    ルール21 返済に勝る運用なし
    例えば、年率10%の利息で10000円を借りて、年率5%の利益が出る商品に投資をしたとしても、利息が1000円、利益が500円。差し引き500円の損です。
    こういう簡単な例なら誰でもわかりますが、実生活の中ではこういう間違いを犯している人がたくさんいることを指摘します。
    3000万円のマンションを買って、ローンが沢山残っている人が、100万円のボーナスを貰ったとき、リスクを取って株に投資するよりも、ローンの返済に回したほうが確実に(リスクなしに)効果を得ることができます。(本書では具体的な数字を示して解説してあります。)

    ルール23 まず、リスク。次にコストのチェックを!
    コストの重要性について述べてあります。コストというのは、投資信託や株式を買ったときの売買手数料や信託報酬などをいいます。このコストを無視している人が結構多いなーという内容。コストよりも売買のタイミングや銘柄選択に躍起になっていることが多く、その間違いを指摘します。売買のタイミングや銘柄の選択で他人より抜きん出ているなら別ですが、殆どの人はそういったスキルはありませんから、コストの削減に躍起になるべきだと、説いています。

    ルール25 テクニカル分析は役に立たない!
    いまさら語るのも面倒くさいですが、テクニカルは初心者を騙すためには有効な道具であることと、投資に関しては全く有効でない(すくなくとも単独のテクニカル因子だけでは)ことが書かれています。

    ルール27 あなたとプロの条件は5分5分。
    プロの投資家だから、未来の株価や経済指標を予想できるなんていうのは迷信で、未来はだれにもわかりません。
    ネットに繋がったPCと、日経新聞、会社四季報があれば素人でも、プロと同じだけの情報は手に入る。その情報を有効に利用すればプロなんかより自由に投資できる素人の方がいい成績を上げられるかもしれない、と説いています。

    ルール30 投資の理論を敵に回さない!
    すこし難しいですが、プロスペクト理論(「損」に対する過剰なこだわり)や後悔回避、メンタルアカウンティング(心の会計)、オーバーコンフィデンス(自信過剰)などについて解説がなされています。
    非常に理性的で、僕にとってはとても参考になるルールでした。自分では理性的に行動していると思っていても、結構感情的な理由で落とし穴にひっかかってるなーというのが、理解できました。目から鱗。

    わずか250ページの文庫版の本ですが、内容は正しいことがかいてあるなーという感想です。

  • 2006/02/19(日)
  • The Millionaire Mind (なぜ、この人たちは金持ちになったのか)

    The millionaire mind

    邦題にすると、「なぜ、この人たちは金持ちになったのか」と少しダサいタイトルになります。
    トマス・J・スタンリーというアメリカの裕福層研究の第一人者の書いた本です。
    (ちなみにこの本より前に出版された前編がありまして、The Millionaire Next Door(となりの億万長者)といいます。内容はほとんどThe Millionaire Mindと変わりませんので、どちらか一編だけ読めば十分であると思います。)

    100万ドル以上の資産をもつ裕福層1001人を対象に、に郵送にてアンケートを行った結果、733件の有効回答があったようです。
    そのアンケートの回答をベースに本書は書かれています。
    裕福層の平均像というのは、

    ・54歳の男性
    ・子供は3人
    ・資産の平均は920万ドル。(飛びぬけて資産の多い人が含まれているので、平均値は跳ね上がっている)
    ・年間の所得の平均は75万ドル。(飛びぬけて収入の多い人が含まれているので、これも平均値は跳ね上がっている)
    ・4万ドル以上の車は買ったことがなく、髪をカットするのに38ドル以上かけたことはない。
    ・昔から定評のある高級住宅地に住んでいる。家を新築したことはなく、いつも中古物件を買う(住んでいる家は平均築40年)
    (いちばん自宅を新築したがらないのは誰だと思います?なんと弁護士なんです!どうして弁護士は家を新築したがらないのか、よく考えてみる必要があります。)
    などなど。。。

    とても参考になるデータが目白押しです。

    この本を読むと、マスコミが喜んで取り上げるような教科書どおりの金持ちっていうのは本当は金持ちではないんだということに気がつきます。
    本当の金持ちというのは、質素な生活をしていて、普段は他の人に「お金をもっている」ことを言ったりしません。

    彼らが口をそろえて言う、経済成功を収めるための礎石とは、
    1.誠実-誰に対しても誠実であること
    2.自己鍛錬-自分で自分をコントロールすること。
    3.社会性-人とうまくやっていくこと。
    4.家族の支えがあること。
    5.勤勉-普通の人より一生懸命働くこと。

    これがベスト5のようです。ちなみに「運」という要素は30項目中、27位だそうです。

    調査は1970年代に行われていて、内容は少し古いかもしれませんが、このThe Millionaire Mindというのは現在でも通用する考え方だと思います。
    この本を読むと勇気が沸いてきます。
    ときどき読み返しては自分を鼓舞しています。

  • 2006/01/28(土)
  • 金持ち父さん貧乏父さん

    金持ち父さん

    お金に関しての考え方が変わります。
    とても読みやすく、基本的なことが書いてあります。

    僕がこの本を読んだのが、医学部の6年生のとき、つまり医師国家試験に向けて猛勉強をしているころだったのです。
    勉強の合間にこの本を読んで、衝撃を受けたのを覚えています。
    「自分が進もうとしている道は正しいのか」、「このまま医師になっても金持ちにはなれない」、「自分は本当に医師になりたいのか」などの様々な考えが頭をよぎって、勉強が手につかなくなりました。
    挙句の果てに「医師国家試験なんか落ちてもいいや」的な考えに至り、勉強をしなくなった時期もありました。
    (結局はギリギリで国家試験に合格しました。)
    それくらい僕はこの本に衝撃を受けました。
    まだ読んでいない人、いまからお金について勉強しようと考えている人にはオススメです。

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