カブシキ!

  • 2009/09/23(水)
  • ラッシュライフ 伊坂幸太郎

    rushlife

    泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。

    伊坂幸太郎です。
    いわゆる『群像劇』というジャンルで、5つの物語が独立して進行しながら、ある場面で微妙に絡まっているという手法をとります。映画でいえばパルプフィクションのような作品です。
    僕はこのジャンルが嫌いではありません。

    何人も出てくる登場人物のなかで、僕がもっとも好きなのは『黒澤』という泥棒です。
    泥棒の風体をしていない彼は、いつも冷静に、計画的に、行動します。突発的な行動は絶対にしません。でも彼は泥棒なのです。
    綿密に計画をたて、窃盗の対象となる家を何ヶ月にもわたって調査し、相手の生活リズムをつかみます。いざ窃盗に入っても、盗むのはほんの少しのお金だけ。しかもその家にメモを残して帰ります。何々を盗んだけど、決して全部は盗んでいないこと。危害を加えることはないこと。

    僕はこういう冷静で計画的な行動が好きで、自分の日常にも当てはまります。
    傍からみると、どうしようもなく面白みのない人間だと思います。しかし、僕は無駄が嫌いなのです。無計画がゆえに、時間を無駄にしたり、お金を無駄にしたりするのは最悪であると考えています。

    自分のことを書いてしまいました(笑)

    黒澤という男は僕に似ていました。この男を中心に、隣に住む住人、大学時代の友人、その妻、などなど、いろいろな人間が出てきて、物語は一つのエンディングに向かいます。

    伊坂幸太郎、面白いです。
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