カブシキ!

  • 2009/03/28(土)
  • 少女 湊かなえ

    少女

    高2の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ――「人が死ぬ瞬間を見たい」。由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。少女たちの無垢な好奇心から始まった夏が、複雑な因果の果てにむかえた衝撃の結末とは?

    湊かなえです。
    『告白』に引き続いて読みました。
    告白ほどの黒さがないのは、主人公が女子高生たちだからかもしれません。

    女子高生の日常が淡々と書かれているようで、すこし力が抜けますが、一見無意味な描写も実は意味を持っていて、最後の章ですべてが繋がります。
    由紀と敦子と詩織、バラバラに行動しているように見えますが、実はすべてが伏線なのです。なかなかやるなあ、湊かなえ。
    と思わせる作品でした。

    ミステリーとは言えませんが、すこし謎のある小説でした。
    湊氏の今後に期待です。
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