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カブシキ!

  • 2018/02/08(木)
  • 嫌われる勇気 岸見一郎(著), 古賀史健(著)

    嫌われる理由 アドラー心理学

    お金や健康のこともそうだが、人づきあいがうまくいかないことが一番苦しい。

     この本は、そういう悩みにあらたな光をあててくれる。

     「われわれは怒りを用いずとも意思の疎通はできるし、自分を受け入れてもらうことも可能なのです」(p.106)。

     怒りを感じてはならない、ということではなく、むしろ、怒りを覚えた相手であっても、怒りなしで応じることができるということだろう。

     「わたしは正しい。すなわち相手は間違っている。そう思った時点で、議論の焦点は『主張の正しさ』から『対人関係のあり方』に移ってしまいます」「あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です」(p.107)。

     なるほど。相手を自分の意見に賛成させようとする、つまり、屈服させようとするから、けれども、相手がそれに応じないことに苛立つから、怒りで返してしまうのだろう。

     「他者もまた『あなたの期待を満たすために生きているのではない』のです」(p.136)。
     たしかに、他者から「そうね」「いいね」と言われることを期待してしまっているなあ。
     「勉強することは子どもの課題です・・・われわれは『これは誰の課題なのか?』という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです」「他者の課題には踏み込まない。それだけです」(p.140)。
     さきの話で言えば、自分の意見を自分が正しいと思うことは自分の課題だが、相手がそれを認めるのは相手の課題であって、そこに踏み込むこともできなければ、踏み込む必要もないのだ。

     ただし、このような課題の分離は、たとえば、子どもに対して没交渉になることではなく、むしろ、子どもが自分の課題に自分で立ち向かえる自信、あるいは、勇気をあたえることが大切だ。

     その根底には、「ありのままのわが子を誰とも比べることなく、ありのままに見て、そこにいてくれることを喜び、感謝していく」(p.211)姿勢が必要だ。変わらせよう、何かをさせようとすれば、課題の混同になってしまう。

     では、自分の課題についてはどうするか。

     「たとえばバイオリニストになることを夢見た人は、いつも目の前の楽曲だけを見て、この一曲、この一小節、この一音だけに集中していたのではないでしょうか」「人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです」(p.266)。


    オーディオブック、はじめました。

    第一弾は、以前から読もうと想っていて読めなかった、この本を耳で聞きました。

    FeBeというオーディオブックのサイトに登録し、
    この本をDL、
    スマホで聞きました。

    FeBeは、フィービーと発音するようです。


    アドラー心理学の最大の発見は、
    ◯◯が原因 → ☓☓が起こっている という原因論を否定し、
    ☓☓の目的 → ◯◯をしている という目的論を主張するところです。

    青年の発言のなかにでてくる、引きこもり。

    人前に出るのが恥ずかしいのが原因 → 引きこもりになってしまっている という原因論ではなく、
    人前に出たくないという目的を達成するために → 引きこもりをしている という目的論を展開します。

    最初は【??】の感覚でしたが、
    自分に当てはめてみれば、よくわかりました。

    多汗症で脇にすごく汗をかく → 人前で講演したくない 
    という原因論ではなく、

    人前で講演したくない → 多汗症を言い訳にしている
    と考えるのが目的論です。
    多汗症なんて気にするのは本人だけなので、そんなことを理由に人前にでないのは、ただの言い訳にすぎない。
    という感じです。

    なんとなく理解できたような気がしました。

    承認欲求の否定

    アドラー心理学は、承認欲求を否定します。
    誰かに認められたいを、真っ向から否定し、、そのかわりに人間の幸福とは、
    自分が、共同体の役に立っていると自分で感じられることが、人間の幸福であると定義します。

    決して他人からどう思われるかは関係ありません。
    他者から承認されると、嬉しいですが、そこから価値を見出すことはできないのです。
    承認欲求は、賞罰教育の弊害で、褒められるから適切な行動をするという間違った認識によるものなのです。
    他者の期待を満たすために生きているのではないのです。



    すべての悩みは、突き詰めると、対人関係の悩みに集結する。

    なにかに思い悩むときは、その原因は対人関係にあるとアドラー心理学では説きます。
    他人は変えることができないし、自分は他者の承認を得るために生きているのではないので、そんなことは無視することが一番であると、アドラーは教えてくれます。


    オーディオブックなので、
    通勤の自転車運転中、ランニング中に聞きました。
    音楽を聞いていた時間を、耳からの学習に変換できたのは、すごく良かったことだと思います。
    もう少し、オーディオブックで学習してみます。

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