カブシキ!

  • 2017/08/03(木)
  • 君の膵臓をたべたい 住野よる

    キミの膵臓を

    偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
    それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
    そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。

    病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
    【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
    全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!


    【名前のない僕】と、山内咲良という高校生のストーリーです。
    特徴は【名前のない僕】の一人称で話が進むのに、【名前のない僕】の本名がわからない。ヒロインの名前は山内咲良とわかっているのに。

    結局【名前のない僕】は名前のないまま、物語は終盤まですすみ、最後に彼の名前が出てこなかった理由が明かされます。

    それと、タイトルの君の膵臓をたべたい、の意味は物語の最後に明かされます。
    登場人物が少なくて、主人公たちの場面しか出てこないため、主人公の人間性に集中して考えることができました。

    なんとも言えない読後感がありました。普通の感覚のひとなら、号泣する物語だと思います。

    良かったです。

    この小説は映画化されて、その主題歌をMr.Childrenが歌っています。タイトルはhimawari
    歌詞の一部です。


    優しさの死に化粧で
    笑ってるように見せてる
    君の覚悟が分かりすぎるから
    僕はそっと手を振るだけ

    ありがとうもさよならも
    僕らにはもういらない
    「全部嘘だよ」そういって笑う君を
    まだ期待しているから

    いつも透き通るほどまっすぐに
    明日へ漕ぎ出す君がいる
    眩しくて綺麗で苦しくなる

    暗がりで咲いてるひまわり
    嵐が去った後の陽だまり
    そんな君に僕は恋してた

    想い出の角砂糖を
    涙が溶かしちゃわぬように
    僕の命と共に尽きるように
    ちょっとずつ舐めて生きるから

    だけど
    何故だろう 怖いもの見たさで
    愛に彷徨う僕もいる
    君のいない世界って
    どんな色をしてたろう?
    違う誰かの肌触り
    格好つけたり はにかんだり
    そんな僕が果たしているんだろうか?

    諦めること
    妥協すること
    誰かにあわせて生きること
    考えてる風でいて
    実はそんなに深く考えていやしないこと
    思いを飲み込む美学と
    自分を言いくるめて
    実際は面倒臭いことから逃げるようにして
    邪にただ生きている

    だから
    透き通るほど真っ直ぐに
    明日へ漕ぎだす君をみて
    眩しくて 綺麗で 苦しくなる
    暗がりで咲いてるひまわり
    嵐が去ったあとの陽だまり
    そんな君に僕は恋してた
    そんな君を僕は ずっと


    小説を読んでから、この歌を聴くと、桜井和寿はこの小説を読んでから、himawariの歌詞を考えたのでは?って思ってしまいます。
    himawari、とても良い曲でした。
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