カブシキ!

  • 2018/07/07(土)
  • 頭に来てもアホとは戦うな 田村耕太郎

    頭に来てもアホとは

    【第1章】 アホと戦うのは人生の無駄
    ●他人とのいざこざで人生を浪費していた自分
    ●無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
    ●厄介な無駄なプライドの捨て方
    ●蒸し返して傷を大きくするな

    【第2章】 臆病者のための 戦略的コミュニケーションのススメ
    ●臆病なコオロギの強さ
    ●嫌な相手にこそやられたフリ
    ●メンツより実利
    ●「生意気は元気な証」だなんて思うな
    ●耐えて耐えて、耐え抜いた人が勝つ
    ●消えない怒りの解きほぐし方
    ●カッときたら幽体離脱
    ●仕事に敵という発想はいらない
    ●きまずいときこそ、無理にでも話しかける
    ●アップサイドのある人だけに絡め
    ●それでも一度はアホと戦え!

    【第3章】 どんな強者でも 味方にする『人たらし』の技術
    ●人生で一番大切な能力
    ●相手の気持ちを見抜くためのちょっとしたコツ
    ●人を意のままに動かす技術
    ●腰の低い人ほどデキる人が多いのはなぜ?
    ●困っていなくても困った顔をせよ
    ●淡々とこなす者が最後には勝つ
    ●2年間売上ゼロの私が、全社で1位になれた理由
    ●常に楽天的であれ
    ●皮肉な「ものの見方」を鍛えよ
    ●偉くなっても偉ぶらない『偉さ』

    【第4章】 権力と評価の密接な関係
    ●上司があなたを見てくれないのはなぜか?
    ●仕事で評価される人・されない人
    ●不本意な人事異動の正しい耐え方
    ●無駄な会議を建設的にする方法
    ●喧嘩が下手な日本人
    ●日本企業は権力闘争が好き?
    ●力にすり寄るのは汚いことか
    ●権力を握る人の条件
    ●飲み会を有意義にする方法
    ●不機嫌な職場で、息苦しいあなたへのヒント

    【第5章】 他人の目を気にするな
    ●人生は、あなたが主役であるべきだ
    ●人に好かれたい願望
    ●張り合わず、自分のために利用せよ!
    ●苦手な相手に「うん」と言わせる説得術
    ●突き抜けたプレゼンはテクニックより「本気度」
    ●自然と自信がつく、スーツの着こなしのコツ
    ●心がポッキリ折れたときの自信の取り戻し方
    ●他人を恨むな

    【最終章】 アホとではなく自分と戦え!
    ●ネットを見る暇があったら自分と向き合い
    ●デキる人間に囲まれた環境に飛び込め!
    ●自分の人生に満足できるかが、すべて
    ●リスクだらけの人生をどう生きるか?
    ●有限な人生を活かすために、私がやっていること
    ●あなたの「目的」はどこにある?



    田村耕太郎氏は、
    サラリーマン→30代で政治家(国会議員)→実業家 現在シンガポール在住という様々の経歴をもつひとです。
    この本で初めて氏を知りました。

    この本は、タイトルにインパクト大で、出落ち感があります。
    内容はほとんどの自己啓発本の焼き直しと言ってもよいでしょう。

    付箋を打ったところを箇条書きに。

    無駄な戦いを繰り広げるひとの特徴
    ・ 正義感強い
    ・ 自信にあふれる
    ・ 責任感が強い
    ・ プライドが高い
    ・ おせっかい



    おせっかい、に笑いました(笑)
    居ますよね。こんなひとたち。正義感や自信は大切なことなんですが、方向性が違うんですよね。。
    無駄な戦いに、正義感を突っ込んでも何も生まれません。
    変なプライドは捨てて、無駄な戦いからは早めに降りるのが良いです。


    サンクコストとは「覆水盆に返らず」ということ。
    投資を始めた時点では正しい判断であっても、損失が膨らんだときに、早めに損切りしてしまうことが大切。
    日本人は終わってしまった過去と決別するのが本当に苦手。




    これは、株式投資に言えますね。
    損切りは大切です。日本人は、自分の負けを確定させたくないがためにずるずると下がった株をもちつづけて塩漬けにすることが多いようです。


    『孫子の兵法』敵の10倍の戦力であれば、敵を包囲すべきである。5倍の戦力であれば敵軍を攻撃せよ。

    戦闘的で用心深さがない個体は戦いすぎて疲弊してしまう。



    孫子の兵法が出てきます。
    本当に賢くて強い個体は、無駄な戦闘はしないのです。圧倒的な強さで、敵を包囲して降伏させてしまいます。
    戦わずして勝つのが一番良いのです。。


    悪口は羽が生えて相手のところに飛んでいく



    悪口は絶対に公言してはいけないのです。どうしても言いたかったら、誰の目も耳もないところで一人で叫んだり文字に書けばよいのです。絶対に相手に伝わらないというのが重要です。

    アイデアや熱い想いは世の中に溢れている。重要なのはそれを実行して世の中にインパクトを与えることだ。
    いくら賢くても、一人では大したことは実行できない。(中略)
    そのために必要なのは、相手の気持を理解する能力だ。これがたいていの頭のいい人に欠けている気がする。正確に言うと、頭のいい人ほどこの能力がないとさえ思う。



    自分の気持を一旦置いておいて、相手の気持ちになってみないといけません。
    頭のいい人はこれができない傾向にあります。

    わたしの周りは医師ばかりですが、頭の良いはずの彼らが相手の気持ちが全く理解できていないことを目の当たりにすることが多々あります。
    例えば、初期研修医を自分の臨床科に勧誘するとき。研修医の気持ちになって勧誘しないと、いけないんです。でも殆どの医師は、「自分の科はこんなにすばらしい」「自分の科はこんなにやりがいがある」と自分の科のことばかりアピールするんです。
    相手の気持ちになって考えてみると、「あなたの今後の医師生活を考えると」「あなたの適性を考えると、」って、研修医の立場になってそのひとの今後のキャリアにあった方向性を考えてあげるべきなんです。

    頭の良いはずの医師も、相手の気持ちを理解するのは苦手みたいです。


    『人を動かす』デール・カーネギー
    他人を動かす三原則
    ・ 避難するな
    ・ 認めよ
    ・ 相手の欲しがるものを理解せよ



    最初の2つは挨拶のようなもので、
    最後の相手の欲しがるものを理解するのが一番大切です。


    あなたが居なくてもたいていの場合、組織は困らない。替えが効くのだ。天才一人の実績は、凡人数名のチームワークで取って代わることもある。



    これを理解していない医師は多いです。
    自分が居るから診療科が回っているのだと、思い違いをしている医師。結構います。
    そんな思い上がった医師は休まないんです(笑)「オレが居ないとだめなんだ」と言いながら。

    そうでは無くて、そのひとが居なくても居ないように組織は動いていくのです。


    飲み会は大切か?
    自分の大事な時間を昼間も一緒にいる人と過ごすなんて時間の無駄である。



    飲み会は基本的には行かないようにしていますが、どうしても行かないといけないときは、
    ネットワーキングに使うようにします。
    自分の仕事をスムーズに進めるために、飲みの席でのコミュニケーションを明日からの仕事に活かすのはアリでしょう。
    二次会三次会は全くの無駄です。


    死ぬときに後悔すること ベスト1
    他人の期待に応えようとするばかりの人生ではなく、自分が真に生きたいと思う人生を生きる勇気を持っていたかった。
    I wish I'd had the courage to live a life true to myself, not the life others expected to me



    自分がなんのために生きているのか。普通は考えても答えは出ません。
    だから「またいつか考えればいい」と回答を先延ばしにしてしまいがちです。
    そして、いつかいつかと先延ばしにした延長に死がやってきます。そして、上記の後悔です。
    他人は思ったほど、あなたには興味がありません。だから自分の好きなように生きるのが良いのです。

    ビジネスパーソンならスーツ姿を大切にしよう。まずはスーツはオーダーものを着てみるのがおすすめである。



    これは絶対におすすめです。
    スーツは、まず一着。ネイビースーツでスリーピースのオーダーメイドをしてみましょう。
    絶対に世界が変わります。
    いままで自分がいかにダサかったか痛感するでしょう。

    脳は使えば使うほどよくなる唯一の臓器。



    他の臓器は使えば使うほど疲弊していきますが、脳みそは使い続ければどんどん成長していきいます。
    逆に使わなければ、どんどん脳萎縮が進行して、ボケていきます。
    人生を長くとらえると、脳は使って使って使いまくるのが良いと言えるでしょう。


    ありふれた自己啓発本の感は拭えませんが、
    ためになる記述もたくさんありました。
    2018年の読書のベスト10には入ると思います。
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  • 2018/06/25(月)
  • 朝日ぎらい 橘玲

    朝日ぎらい 橘玲

    「明日は今日よりずっとよくなる」。そういう希望がほんらいのリベラル。
    私たちが、そう思えないのはなぜだろう。

    朝日新聞に代表される戦後民主主義は、なぜ嫌われるのか。
    今、日本の「リベラル」は世界基準のリベラリズムから脱落しつつある。
    再び希望を取り戻すには、どうしたらいいのか?
    若者が自民党を支持するワケからネトウヨの実態、リベラルの未来像まで、
    世界の大潮流から読み解く、再生のための愛の劇薬処方箋!


    尊敬する橘玲氏の、センセーショナルなタイトルです。
    この10年、氏がずっと言ってきた「リベラル」の話です。
    朝日新聞はリベラルの日本代表みたいな選手になっていますが、氏はここに疑問を投げかけます。

    キワードは、
    「右傾化」と「リベラル化」です。このキーワードを意識して読んでいくと理解が深まるでしょう。



    印象に残ったところを、箇条書きに。

    卓越したポピュリスト政治家である橋下徹で、「大阪から日本を変える」



    橋下徹氏は、本当のポピュリストでした。
    大阪都構想で破れて政界を去りましたが、稀代の名政治家だったのは間違いないです。わたしは橋下徹は大好きでした。
    とても残念です。
    この橋下徹を徹底的に研究して登場したのが、日本初のポピュリスト政治家、小池百合子なのです。

    橋下徹氏は、ネオリベを前面に押し出して日本初のネオリベ政治家になりました。
    50代以上は、これを「反動右翼」「ハシズム」として拒絶、40代以下はネオリベこそがリベラルで、これを大いに歓迎しました。
    多数決原理で、50歳以上が多い大阪府では橋下氏は破れましたが、数年後にはまた橋下徹のような政治家が現れることを期待します。

    現在の日本で起きているのは、「改革」をめぐる世代間対立だ。(中略)「既得権益にしがみつかないと生きていけない世代」と「既得権を破壊しなければ希望のない世代」に分断されている。



    日本社会は、このような構造になってしまっているのです。
    50歳代以上にとっては、国民皆保険制度や社会保障制度を死守することが最大の利益で、40歳代以下の者にとってはこれらを崩壊させる政策が最大の利益となるでしょう。
    前者を「右傾化した保守」、後者を「リベラル」と解釈して、わたしは本書を読み進めました。

    保守は終身雇用の日本的な雇用が日本人を幸福にしたと主張し、雇用破壊のTPPに反対し、夫がサラリーマンとして働き妻が子育てに専念する性役割分業こそが日本の伝統だと主張する。



    人生100年の時代に、旧態依然として年金制度がWorkしないのは明らかでしょう。戦後の高度経済成長期に外国から輸入したこの制度がいまの世の中に適合するはずはありません。
    変わらなければならないのです。

    リベラル化の潮流は奴隷制やアパルトヘイト政策などの善悪のはっきりしているほとんどの問題を解決するという大きな成果をあげた。
    その結果、残っているのは信仰の自由と世俗主義の対立、経済格差と自己責任、地球温暖化や原発の是非など、簡単には善悪を決められないやっかいな問題ばかりだ。



    リベラルは簡単に解決できる問題を制圧したが、それ以外のやっかいな問題を解決できないがために、批判の対象になっているという現象です。

    欧米を後追いしながら、日本社会の価値観も確実にリベラル化している。だとすれば「右傾化」とはいったいなんなのか。




    ネット世論に頻出するテーマ
    1. 嫌韓・嫌中意識
    2. 弱者利権認識に基づく、マイノリティへの違和感
    3. マスコミに対する批判



    ネトウヨと呼ばれるひとたちは、「日本人であること」の既得権益を必死で守ろうとします。
    それは自分たちは「日本人である」こと以外になんの自信もないからです。日本人であることにしがみつくために弱者(マイノリティ)を批判し、自分たちはマジョリティであると錯覚します。本当はマジョリティでも何でもないのです。

    (この記事を書いているときに、低脳先生による殺人が起きました。低脳先生はネトウヨなんでしょう。)

    日本の右傾化とは、嫌韓・反中を利用した日本人のアイデンティティ回復運動のこと。




    「白人」「日本人」「男性」というアイデンティティに共通するのはなんの努力もせずに手に入り、共同体の外部にいる他者がそれを名乗ることはできないということだ。



    白人は黒人に対して、日本人は中国人や韓国人に対して、自分とおなじアイデンティティは原理的に得られないことを声高に主張できるのです。なにも努力しないで手に入れたアイデンティティという既得権を絶対に手放したくないというのが、彼らの生存戦略です。

    正義とはそもそもなんだろうか。現代の脳科学はこれを一行で定義する。「正義は快楽である。」これだけだ。



    復讐をしたり、仇討ちをする物語をみると、人間の脳は活性化されます。その活性化される部分は快楽を得たときと同じ部分のようです。

    ネトウヨがアルコール依存症やギャンブル依存、ドラッグ中毒と同じ、インターネット社会が生み出した病理現象=正義依存である。



    ネトウヨは匿名という安全地帯から対象を攻撃します。これは相当な快楽をもたらすようです。ドラッグと同じで、一度快楽を覚えるとずっと匿名コメントなどの「快楽」を求めざるを得なくなります。一種の病気です。

    多様なアイデンティティの多くは、努力と才能によって獲得されたものだ。



    「インド国民」「ベンガル人」「経済学者」「ハーバード大教授」などの多彩なアイデンティティをもったアマルティア・センを例にあげて、アイデンティティはたくさんあったほうが良いと説きます。
    単一のアイデンティティしかない生き方はすぐに行き詰まります。


    働かないのは、個人の自由な選択なのだから、それによって貧困に陥っても社会が援助する必要はない。



    これがリベラルな北欧諸国の一般的な考えです。すべては自己責任なのです。


    人間が誰かの行動の自由に干渉するのが正当だといえるのは、自衛を目的とする場合だけである。文明社会で個人に対して力を行使するのが正当だといえるのはただひとつ、他人に危害が及ぶのを防ぐことを目的とする場合だけである。



    これは功利主義の他人に危害を加えなければ、何をするのも自由という考え方です。この道徳基盤をもつ功利主義者が、WEIRD(奇妙な)です。
    W Western
    E Educated
    I Industrialized
    R Rich
    D Democratic


    アメリカの分裂とは、ニューリッチ=グローバリスト VS トランプを支持するラストベルトのホワイトワーキング・クラスの対立



    今回の大統領選挙では、数の力でホワイトワーキングクラスが勝ちました。
    おそらく日本での同じような現象がおきるでしょう。すなわち、ワーキング・クラスを味方につけた政治家が登場して、うまくやると政権を奪取できるということです。
    日本人であるということ以外にアイデンティティを持たいないひとがすごく増えるので、これらを票田にすれば、日本版のドナルド・トランプになれるでしょう。

    トランプ支持者の多くが低学歴(高卒 中退)であることは様々な調査で明らかだ。
    知能が高い子がリベラルになり、そうでない子供が保守的になる。



    生まれながらにして、「リベラルになりやすい子供」と「保守になりやすい子供」がいるらしいこと。



    ある程度、政治思想は遺伝的要素があるという仮説です。これは科学的根拠がありそうで、責任遺伝子もある程度同定されているようです。
    そして、本書では、政治思想には「匂い」もあると書いてあります。実際に匂いについての実験で、自分と同じ思想をもった人間(異性)の匂いを良いものと感じ、違う政治思想をもった異性の匂いに嫌悪を感じることがるようです。
    (眉唾ですが。。)


    最後までしっかり読むと、橘玲氏の政治的立場がリベラルであるということがわかります。
    いわれない差別にはしっかりと反対し、個人が自由に生きる世界を支持しています。その橘玲氏が世の中にもっとリベラルになってほしいと願い、10年来一貫して主張していることが本書に纏められています。
    リベラルの代表である朝日新聞を名指しし、本当のリベラルな会社になってほしいと願っていることが伝わってきます。


    折に触れて読み返したい一冊です。

  • 2018/06/06(水)
  • 日本再興戦略 落合陽一

    日本再興戦略落合陽一

    AI、ブロックチェーンなどテクノロジーの進化、少子高齢化、人口減少などにより、世界と日本が大きく変わりつつある。
    今後、世界の中で日本が再興するにはどんな戦略が必要なのか。
    テクノロジー、政治、経済、外交、教育、リーダーなどの切り口から日本と日本人のグランドデザインを描く。


    「日本再興戦略」とは、改革や革命ではなく、アップデートです。
    必要なことは、「過去において日本は何が機能したのか、何が時代と合わなくなったのか」を検証すること。
    本書がポジションを取って未来を作る皆さんの一助となることを祈っています。
    (著者より)



    第1章 欧米とは何か
    「欧米」というユートピア/「西洋的な個人」の時代不適合性/「わかりやすさ」の対極にある東洋思想 /日本というブロックチェーン的な国家/平成という破壊の時代を超えて
    第2章 日本とは何か
    日本の統治構造を考える/イノベーティブな日本の宗教/日本にはカーストが向いている /百姓という「多動力」/中流マスメディアの罪日本は超拝金主義/日本を蝕むトレンディードラマ的世界観/「ものづくり」へのリスペクトを回復せよ
    第3章 テクノロジーは世界をどう変えるか99
    コンビニに行かなくなる日/「人工知能と呼ばれているもの」の本質/最適化・統計・創発/東洋のイメージをブランディングする/人と機械が融合する自然/テクノロジー恐怖症との折り合い
    第4章 日本再興のグランドデザイン
    人口減少・高齢化がチャンスである3つの理由/ゲートのない世界へ/ブロックチェーンと日本再興/日本はトークンエコノミー先進国/地方自治体によるICOの可能性/シリコンバレーによる搾取の終わり /ビットコインの未来を占う「3つの問い」
    第5章 政治(国防・外交・民主主義・リーダー)
    日本だからこそ持てる機械化自衛軍/インド・中国・北朝鮮/揺らぐ民主主義
    第6章 教育
    新しい日本で必要な2つの能力/幼稚園には行かなくてもいい/センター試験をやめよ /MBA よりもアート
    第7章 会社・仕事・コミュニティ221
    「ワークアズライフ」の時代/兼業解禁と解雇緩和をセットにせよ/士農工商を復活させよ/「ホワイトカラーおじさん」の生かし方/年功序列との決別/「近代的人間」からの卒業/「自分探し」より「自分ができること」から始める/モチベーション格差の時代



    話題の本。
    いまさらですが、楽しく読めました。
    著者は筑波大学の教員でありながら、いろいろな活動を行っているマルチな才能を持った方です。特に物理学などのテクノロジーへの造詣が深いため、その知識をもとに数年後の未来を予想することが、「具体的に」できています。

    印象に残った、覚えておかないといけないことを箇条書きに。

    高度経済成長の正体とは、
    均一な教育
    住宅ローン
    マスメディアによる消費購買行動
    の三点セット。



    国民を学校に詰め込んで、教育して、住宅ローンを背負わせてお金の自由を奪い、マスコミを使って世論を操作して、消費購買行動を喚起していくという戦略が、みごとにハマったのが高度経済成長です。
    これらの戦略は、いまなお有効と思いますが、これからは違う視点で戦略をたてないといけないというのが氏の考えです。

    座右の銘は、「変わり続けることを変えず、作り続けることをやめない。」



    指数関数的な成長において、すべての点は、いつでも始まったばかり。というフレーズも好きなようです。
    後述する人口減少という稀有なチャンス、氏はいまが始まりと捉えているようです。

    日本人は、ゲームがフェアであることは意識するけれども、権利が平等であることはあまり意識しない。



    代官が片方によった裁きをするのは嫌がるけれでも、士農工商の考え方は受け入れられる土壌が日本にはあるということです。
    身分の違いがあることは、ある程度受け入れられている概念と考えて良さそうです。

    神の物語を編んで、その子孫が天皇であるというデザインが、2000年近く続いている。



    確かに諸外国をみても、なかなか無いデザインですよね。

    日本にはカースト制度が向いている。



    上記のような日本の伝統を考えると、カースト制度というのは日本人にはしっくりくるのでは?というのが氏の発想です。
    医師をしていて思うのは、「先生の言うとおりにします。」となんでもかんでも人のいうとおりにすることが幸せなひとが多数いることです。
    こういう人たちは、生まれたときから身分とか職とか、住むところなどを「先生」に決めてもらうことが幸せなのでしょう。

    ちなみに医師は「農」に属します

    Tweet

    オフィスでエクセルを打っていた人たちは機械に置き換わっています。なにか具体的なものを作り出せるひとや、百姓のようにいろんなことをできるひとは食いっぱぐれない。




    金融機関などのお金からお金を生み出す制度が一番儲かるという考えが間違っているのです。
    制度や発明などの生産性のあることは何もしていませんし、社会に富を生み出していません。



    金融機関に就職したがる若いものが多いことを嘆いた箇所です。
    これもマスメディアの洗脳の賜物だといいます。
    トレンディドラマの主人公が銀行員であってオシャレな服を着て颯爽と働く姿をテレビで見て将来を想像するのでしょう。これもマスメディアによる洗脳の一種です。
    洗脳を受けずに、自分の考えを持つことは大切であると感じました。

    インターネットは最初に大きなマスという概念をもたらし、いまはインターネットがマスからパーソナライズへ移行しようとしている。



    教育が大きなマスで、均一であることを批判し、個別化が必要と説きます。


    自動運転の技術が本格化すると、これまでは運転することで自然と時間が潰せていたのに、時間が潰せなくなっちゃった。余った時間でなにをすればいいんだ?と個人に問うことになる。



    自動運転は、近い将来実現するであろうという予想のもと、
    車に座っているだけで、目的地についてしまうという現象がおきます。今まで運転に要していた時間や労力を別のイノベーションに使えるというのです。日本は世界に先駆けて自動運転が本格化するでしょうから、このイノベーションを再興戦略に使わないのはもったいないという考えです。

    わたし自身は運転はしないのですが、移動時間に「何をするか」は今後重要になってくると思います。
    洗濯機や掃除機や食洗機のおかげで、使えるようになった時間をどのように使ってきたかを振り返るのもひとつの考察になりますね。

    Airbnbについて、なじめないとか言う人がいますが、頭ごなしに否定するのではなくて、自分のマインドセットが今風ではないのでは?と疑ったほうがいい。そういう新しい価値観を受け入れていくほうが生きやすい。



    情報がオープンになって、プライバシーとかプライベートというものの概念が変わってくるではという予想です。
    すぐには受け入れがたい内容ですが、こういう社会の変化に柔軟に対応していかないと、生き残っていけないのかもしれません。



    人口減少と少子高齢化は、日本にとって大チャンス



    ここは一番感銘をうけたところです。
    1. 自由化、省人化に対する打ちこわし運動が起きない
    2. 輸出戦略
    3. 教育投資
    の3つがチャンスである理由です。

    人口減少で、働き手が少なくなる中で省人化に対する反対運動が起きずに、イノベーションが加速度的に浸透していくことが予想できます。

    輸出戦略は、いまから日本が世界に先駆けて体験する高齢化社会での、介護などの技術、ロボット技術や社会制度を、若者が多い途上国に輸出することで、日本再興のチャンスがあるということです。

    教育投資は、余った人材をひとを教育することに投下できることで、優秀な子供を育てることができます。


    インドと手を組めば中国を挟み込めるので、地理的に日本は有利になります。インドとともに、今まで通りアメリカとも戦略を共有していたら、日本の外交は安泰だと思います。



    日本の問題点は、とがった才能のあるリーダー2.0的な人がリーダーになろうとすると排除しようとしてしまう。



    これはその通りですね。
    橋下徹や、ホリエモンや、落合陽一のようなイノベーションを起こせるひとがリーダーにはなれない選挙制度になっているので、制度自体をなんとかせねばなりません。
    アメリカはトランプのようなひとが大統領になれるシステムだから、尖ったリーダーが出てきて革命のようなことが起きますね。見倣うべき。

    研究とはお作法です。



    働かない人たちを分社化して外に出して、コア人材だけを会社に戻すという取り組みは一部のメーカーでは行われていますが、今後、この流れは加速します。



    トヨタでさえも首をきる時代になるという予想です。
    今後は働かないホワイトカラーが余ってくるのは明白ですから、いまのうちに実際にモノをクリエイトできる人材になっておかねばなりません。ブルーカラーでもいいと思います。



    必要なものは、「今、即時的な必要なものをちゃんとリスクを取ってやれるかどうか」



    AIにはリスクをとることができません。
    デジタルヒューマンに必要なのは、考えて必要なことにリスクを投じることができるかだと思います。
    意思決定はコンピュータにはできないので、決定するのは自分です。


    堀江さんの考えはとても先進的でしたし正しかった。しかし、目指すゴールがうまく伝わらずに、敵対的な買収のほうばかりが報じられたことが不幸でした。



    ライブドアで有名になって、その後逮捕された堀江貴文氏のことを残念がっています。イノベーションを起こすひとの足を引っ張る土壌がとても残念です。
    今後は大企業にAIなどを提供して新しい価値を創造できるような企業がでてくるでしょう。
    そういう企業を青田買いして、投資したいと思いました(笑)



  • 2018/05/28(月)
  • 大人の語彙力大全  齋藤孝

    齋藤孝 大人の語彙力


    “大人の質”は、身に付けた「言葉の数」で決まる!

    「この人できる!」と思われる語彙を全て網羅!

    仕事の力量があるかないかということ以前に、稚拙な表現や思慮の浅そうな表現をしていれば、
    社会人としてのレベルを低く見積もられてしまいます。

    社会人としての評価を上げ、キャリア形成でつまずかない、軽く扱われないための
    「知性と教養を感じさせる語彙」483語を日本語研究の第一人者、齋藤孝先生が一挙解説!


    文字通り、語彙力を高めるために読みました。
    ページを捲ってみると、自分の知らない単語のオンパレードで、語彙力不足を痛感しました。

    わからなかった語彙に印を付けたので、ここに纏めておきます。


    第一章 基本語

    時宜を得る

    良い時期を捉える。タイミングが良いこと。


    鬼籍に入る

    死ぬことの婉曲的な言い方。


    よんどころない。

    そうするより仕方がない。やむを得ない。


    不躾

    礼儀がなっていないこと。無作法なこと。


    遵守

    じゅんしゅ。法律や道徳をよく守ること。
    そんしゅと読まない。

    苦衷

    くちゅう。苦しい心の中。
    衷はこころや物事の真ん中という意味です。
    Ex. 苦衷をお察しします。


    同慶

    どうけい。自分にとっても同じ様に喜ばしいこと。
    Ex. このたびのご昇進は、ご同慶の至りです。

    慚愧

    恥じ入ること。
    Ex. この度の失礼、甚だ慚愧の至りです。

    小職

    地位の低い官職。自分を謙遜して言う。

    歯牙にもかけない

    問題にしない。相手にしない。

    愁眉を開く


    愁眉は、愁いを含んだ眉。
    愁眉を開くとは、悲しみや心配がなくなってホッとした表情になること。

    夢寐にも

    寐は寝るの旧字体。
    夢寐にも忘れないは、どんなときも忘れないという意味。

    悲喜こもごも

    悲しいこととうれしいことを、代わる代わる味わうこと。

    滅相もない

    とんでもない。あるべきことではない。
    滅相とは、仏教で存在するすべてのものが滅びて過去に入ること。あってはならないこと。

    お歴々

    地位の高い立派な人の集まり。


    半畳を入れる

    他人の言動に非難の言葉をかけること。

    毒気に当てられる

    非常識な行動に呆然とすること。
    Ex. 傍若無人に行動する人の毒気に当てられて、早々に帰ってきたよ。

    教唆

    他人をそそのかすこと。他人が罪を犯す用にしむけること。


    遡及

    過去に遡って影響を及ぼすこと。

    凋落

    しぼんで落ちること。衰えること。

    忸怩たる

    自分の行いを恥じる様子。


    不世出

    滅多に夜に現れないほど優れていること。



    第2章 敬語

    賢察

    相手を敬って、その人が推察することをいう言葉。お察し。


    寛恕

    心が広く、思いやりのあること。過ちなどを咎めずに許すこと。
    恕は、思いやりの意味。


    お気持ちだけいただきます。

    相手の配慮をやんわりと断る言葉。


    芳情(ご芳情)

    相手の思いやりをの心を敬っていう言葉。
    ご芳情に感謝いたします。



    お聞き及び

    人づてに聞いて、すでに知っていることを敬っていう言葉。


    御高説

    相手の優れた意見。
    御高説を賜る。
    御高説を賜りまして、誠にありがとうございました。


    ご査収

    よく調べた上で受け取ること。


    ご臨席

    会合や式に出席すること。
    ご臨席くださいますよう、お願い申し上げます。

    ひとかたならぬ

    並一通りではない様子。
    平素はひとかたならぬご愛顧を賜り、誠に・・


    ご高承

    相手の承知・承認を敬う言葉。
    何卒、御高説を賜りたく存じます。


    ご厚誼

    深い親しみの気持ち。
    ひとかたならぬご厚誼を賜り、お礼申し上げます。


    ご精励

    勉学などに精を出すこと。


    第3章 言い訳

    30秒だけお時間をください

    上司に相談や報告があるときに、面倒なことと警戒心を持たれないように。


    いたしかねます

    できない。することに堪えられないという意味。

    憚りながら

    恐れながら。大げさかもしれないが。
    憚りながら、わたしはこの仕事を30年以上やらせていただいておりまして、、


    ご面倒でなければ

    わずらわしく、大変でなければ


    心得違い

    思い違い。道理に外れた考え。
    心得違いを戒めます。


    第4章 頻出語

    クオリア

    感覚的体験による質感のこと。
    キンモクセイの甘い香りとクオリアが感じられる。


    レジーム

    体制、政治体制。


    プロパガンダ

    主義。思想の宣伝。
    広く知れ渡らせること。



    第5章 ビジネス語

    ボトルネック

    支障になるもの。障害。
    瓶の狭い口が窮屈になっていて、円滑な進行を妨げるということから生まれた言葉。


    コミッション

    手数料。仲介料。賄賂。

    モジュール

    基準となる寸法。基本単位。
    ひとまとまりの機能。
    基本単位に分割することを、「モジュール化」


    第6章 漱石語

    厭世的

    人生に悲観し、生きるのが嫌になっている様子。


    情に棹さす

    人情を重んじる、人情に従うということ。


    一朶の雲

    ひとかたまりの雲。
    一朶とは、花の一枝。ひとかたまり。


    慚愧の至り

    反省して深く恥じること。



    最後の漱石語は、ほとんど使うことがないでしょう。
    第4章、第5章のカタカナ語は、医師であればよくつかうので(笑)ほとんど知っていました。
    むしろ第1章の基本語がかなり怪しかったので、基本語を中心に復習していこうと思いました。

    折に触れて読み返すエントリーになりそうです。

    わたしは、
    基本的な敬語も、上手につかうことができないので、この本をきっかけにメールなどで使う敬語を一新しようと思いました。

  • 2018/04/16(月)
  • 10年後の仕事図鑑

    10年後の仕事図鑑


    自分次第で、未来は幸福にも絶望にもなる

    ●AIにポジションを取られる前に。動くのは、今だ

    AI(人工知能)、仮想通貨、lLIFESHIFT、ホワイトカラーの終焉……。
    10年後どころから5年先すら予期できない今、今の仕事、会社、社会、キャリアはどうなるのか。
    今世界で最も注目される日本人研究者落合陽一氏と、圧倒的な行動力で時代の最先端を走り続ける堀江貴文氏が、
    お金、職業、仕事、会社、学校など、今考えられる新たな社会の姿を余すところなく語ります。


    ●主な内容

    ・激動の時代を生きるあなたに伝えたいこと
    ・経営者すら職を奪われる時代
    ・総エージェント化する個人
    ・湯婆婆に名前を奪われるな
    ・センター試験は無駄
    ・ロボットがロボットを印刷する
    ・AIの社会は古代ローマ
    ・名将にAI監督が勝つ時代
    ・ウサイン・ボルトを見習え
    ・交換可能な価値の缶詰をつくる
    ・波を待つな、自ら波を起こせ
    ・食べていくための安い仕事にしがみつくな


    大好きな堀江貴文氏と、
    いま乗りに乗っている落合陽一氏のコラボ本。

    といっても、ふたりの対談形式ではなく、ふたりが別々に書いた(喋った)ものを一つの本に編集したものです。
    なので、ふたりの意見が融合したり、反発したりといった展開はありません。
    短めの文章がゾロゾロと書かれます。


    とにかくシンプルに、好きなことにひたすら熱中していればいい。



    好きなことだけで生きていくにも書かれている、中心的な思想です。


    芝麻信用にみる中国の先進性



    中国の芝麻信用は、アリペイをしようする上で活用されます。使用者の信用度を数値で算出するサービスです。
    ちょうどオークションの、「評価」のようなものです。
    中国では、この芝麻信用が浸透していて、お金をかりるときや、普段の生活での「信用」として使われます。信用を数値化する、中国は日本の何十年も先をいっていそうです。


    恐怖に縛られるのはやめよう。



    まわりが結婚しているから、わたしも。
    まわりが車をもっているから、わたしも。
    隣の芝を青く思っている時間ほど無駄なものはない。
    と堀江貴文氏も落合陽一氏も同じ意見です。他人にどう思われたいとか、承認欲求とか、完全に否定されます。

    パッケージは違うのに、中身はほとんど一緒。



    駅弁を10個買って、並べてみたら、中身はどの弁当もほとんど一緒だったという話。
    工業社会では、まったく同じものでも、違う包装をすることで違う商品として売り出せます。
    ジェネリック薬品はその最たるものです。
    外装にまどわれることなく、中身を吟味できるひとになりたいです。

    トーマスJワトソン(IBM初代社長)
    「不確かな持論を持つ思想家の道を辿れ。自らの考えを論争の脅威にさらけ出せ。率直に意見を述べて、変わり者のレッテルよりも従順という汚名を恐れよ。そして、自分にとって重要に見える問題のために立ち上がり、どんな困難にも立ち向かえ」



    異端となることを推奨する文章です。
    この考え方は、アドラー心理学に通ずるものがあります。
    未来を恐れず、過去に固執せず、今を生きたいです。


  • 2018/04/11(水)
  • 好きなことだけで生きていく。 堀江貴文

    堀江貴文氏です。

    この人の本を読むと、仕事をやめたくなるのでヤバイですね(笑)

    堀江貴文 すきなことだけ

    「断言しよう。人は好きなことだけして生きていける。それは、例外なく、あなたも」
    自分の人生を無駄にしている人へ伝えたい。
    自分の「時間」を取り戻す生き方―

    ベストセラー著者・ホリエモンの後悔しない生き方・働き方論、決定版。他人、時間、組織、お金などにふりまわされず、「好き」を生きがいにするため、どう考え、行動すればいいのかを明快に説く! はじめの一歩を踏みだすことができない不器用な人たちに勇気を与える、最強の人生指南書。SNS全盛期時代の脱・企業、脱・組織、脱・学校論についても語る!


    相変わらずの歯に衣着せぬ物言いで、
    すきなことだけやって、生きていけると断言してくれます。

    自分はなんのために生まれてきて、何のために仕事をしているのか、もう一度考え直さなくてはいけません。

    気になったところを箇条書きに。

    日本人特有の気質なのだろうか、昔から勤勉であること、コツコツ働くことはこの上ない美徳とされてきた。



    これは義務教育から、高等教育で嫌という程刷り込まれてきた価値観ですね。
    勤勉であれ、というのは明治時代に戦争に向かうための兵隊を育成するための洗脳手段です。
    100年以上経ったいまも日本人の根幹をなしているは、教育の成功と言えるでしょう。
    この価値観から、開放されることこそが幸せへの第一歩となりそうです。

    「人生を楽しむため、豊にするために仕事がある」のに、「仕事=我慢」「お金=我慢の対価」になってしまうのは、おかしな話



    我々は、人生を楽しむために生きています。そのためにお金を稼いでいるはずが、いつのまにか目的と手段が逆になってしまっていることがあります。
    一生懸命働いて、その疲れを癒やすために贅沢をする。「仕事頑張ったから、帰りのコンビニでスイーツ買おう」というのは、明らかに因果関係が逆です。
    仕事で疲れた身体を回復するための対価が、給料であり、仕事以外の時間になってしまっています。これではいくら経ってもお金はなくなるばかりですし、時間も作れません。

    インターネットバンキング、銀行やATMに並ばなくて良いという爽快さ。エモーショナルな人たちだってオンラインバンキングの便利さはわかるはずなのに、なぜ合理的に振る舞えないのか、不思議



    わたしも、未だにATMにならぶ人の気持が一切わかりません。
    オンラインでクレジットカード決済するのをためらうという老害もいます。じゃあなんでクレジットカード持ってんだ?と。
    オンラインで使うのも、店舗で使うのも、同じシステムですよと。。

    「行動したいのにできない人」が一歩を踏み出せるように変化するというのは、実はかなりハードルが高いことだ。



    ゼロを1に変換する作業が実は一番むずかしいのです。1を得てしまえば、あとは100にするのは簡単だと言われます。
    株式投資でも、最初の1千万円が鬼門だと考えられます。一千万円作ってしまえば、続けていれば確実に一千万円に行けます。

    好きなことだけで生きていきたいなら、所有欲ほどむだなものはない。



    これ読んだ時に、古い時計全部捨てました(笑)
    いろいろなものを所有することを辞めます。



    最後に、自分の好きなことを書き出してみます。

    ・ 身体を鍛えること
    ・ 株式投資
    ・ 不動産投資
    ・ 服
    ・ サッカー

    氏の理論によると、これらを突き詰めること、SNSを活用することで、わたしは好きなことだけして生きていけるようです。
    勤務医という立場をずっと続けていますが、早めに見切りをつけて、上記の好きなことだけで生きていく未来を想像しています。
    いまのところ、株式投資をしながら、得たタネ銭に「医師」という属性を掛け合わせて、資金を調達し、不動産投資を支えて、キャッシュフローを生み出すというのが、わたしのビジネスモデルになりそうです。

  • 2018/03/15(木)
  • 属さない勇気: まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」生き方改革

    好きな、堀江貴文氏の本です。

    同時に、愛読するヤミ金ウシジマくんのキャラクターが出てきて、漫画を展開してくれるので、非常に読みやすいです。

    属さない勇気

    「働き方革命」で上場企業が時代遅れに!?

    ホリエモン流の近未来的な働き方、生き方の意義を、忙しい現代人のためにマンガで超速解説!


    今回の主人公は、テレビ局で働く女性AD。憧れの仕事に就くも、同僚への嫉妬や上司のパワハラ、ブラックな職場環境など悩みは尽きない。
    そんな中、ゾンビのような社畜サラリーマンにも、自分らしい生き方を取り戻してほしいと語る、謎のビジネスマンに出会う。
    家や自動車だけでなく、家族も結婚も「ゼロ化」の対象という彼は、「働き方改革」など必要ないと言い放つ。
    さらに、シェアリングエコノミーの進展によって、大変革が起きつつある中、彼の周囲で最先端の働き方を模索する人々の姿を目の当たりにする。自身の価値観や思考に疑問を持ち始めた女性は、勇気を持って行動し…。


    漫画と、文章で、ほぼ同じことが書いてあるので、
    漫画だけ読んでも内容的には問題ありません。

    堀江貴文氏が、いぜんから一貫して言っていることを焼き直しただけの内容です。
    違う言葉で言われて、また理解度が増しました。

    多動力

    すべての教育は洗脳である

    ホリエモンVSウシジマくん

    グリップ

    氏が好んで使う「グリップ」というワードを久しぶりに思い出しました。
    過去の固定観念や、常識に捕らわれてしまって、新しい発想ができないことや、
    常識を「絶対的に正しい」と信じてしまうことを、握られているという意味で、「GRIP」と呼んでいます。

    氏はグリップされている人を否定します。

    勉強して、いい大学に入って、いい会社に就職して、真面目に働いて、
    結婚して、子供作って、マイホーム建てて、マイカー買って、それで一人前という固定観念に捕らわれているひとたちのことです。

    結婚マイホーム家族マイカー

    グリップされていると、
    生涯でこれだけのコストがかかります。

    これから結婚や、家族形成を考えている投資家は、
    このへんのコストも加味して、人生設計をしたほうが良いと思います。
    古い考えに固執せずに、この先10年、自分にとってなにが本当に大切かを考えてみる必要があるようです。

    ホリエモンヤミ金ウシジマくん5
    ホリエモンヤミ金ウシジマくん1



    あなたに関心を持っている人なんていないよっていう考え方。
    これも氏が一貫して言っていることで、「誰もお前のことなんか興味ねーよ」ということです。

    変に周りの目を気にしすぎて、世間体を気にしすぎて、他人からの評価を気にしすぎて、
    何も行動を起こせない人がたくさんいます。
    あなたのことなんて、だれも興味ないですし、仮にいま興味があったとしても、1週間後には綺麗サッパリ忘れられているでしょう。

    世間なんてそんなものだから、気にせずに行動せよ。
    というのが、堀江貴文氏の意見です。


    ホリエモンヤミ金ウシジマくん4

    信用はなくしてはいけません。
    人から信頼される人間になることは大切です。

    約束を守る。
    時間を守る。
    最低限のマナーがある。
    身だしなみを整える。

    いつも気をつけて居ることです。

    堀江貴文氏の主張は、
    いつも筋が通っていて、論理的で、引き込まれます。
    なにより、堀江氏自身が、自分の考え通りにに行動しており、効果を実証しているからです。

    氏が、フジテレビの買収の時に逮捕されたり、
    衆議院選挙に出馬して、落選したり、
    AV女優とテレビにでていたり、

    なんてことはもうだれも覚えて居ないのです。

    ただ、いまやりたいことに、邁進する堀江貴文氏の姿勢に惹かれます。

  • 2018/02/16(金)
  • 多動力 堀江貴文

    多動力ホリエモン


    一つのことをコツコツとやる時代は終わった。
    これからは、全てのモノがインターネットに繋がり、全産業の〝タテの壁〟が溶ける。
    このかつてない時代の必須スキルが、あらゆる業界の壁を軽やかに飛び越える「多動力」だ。

    第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
    第2章 バカ真面目の洗脳を解け
    第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
    第4章 「自分の時間」を取り戻そう
    第5章 自分の分身に働かせる裏技
    第6章 世界最速仕事術
    第7章 最強メンタルの育て方
    第8章 人生に目的なんていらない


    Iotという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。

    これは、ありとあらゆる「モノ」が
    インターネットとつながっていくことを意味する。

    すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。
    この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。

    そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる
    「多動力」なのだ。

    この『多動力』は渾身の力で書いた。
    「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。


    尊敬する堀江貴文の本です。

    本と言っても、氏が喋った内容をライターが書き起こしたもので、10時間くらいで完成するようです。

    いままで氏が一貫して言って来たことを他の書き方で書いた内容になっています。
    印象に残ったところを箇条書きに。

    多動力ホリエモン (2)

    他人の目を気にするな。
    誰もあなたのことなんて心配していないし、注目さえしていない。
    あなたが居なくなったら、すぐにあなたのことなんて忘れてしまう。

    恥なんかおそれずに、やりたいことをやろうというのが、氏の主張です。

    実際に、堀江貴文氏がフジテレビ騒動で活躍していたときのことを知らないひとも大勢いますし、
    衆議院選挙に出たことなんて、知らない人のほうが多いでしょう。
    逮捕されて、刑務所に入っていたことさえ、忘れ去られているようです。

    だったら、人の目なんか気にしないで自由に生きたほうが良さそうです。



    多動力ホリエモン (1)

    忙しいひとほど、メールの返信が早いと言うのには、賛成です。
    メールをみて、そのアプリを立ち上げた状態ですぐさま返信を送信する。
    これだけのことが出来ない人が多すぎます。

    メールをみて、
    一度アプリを閉じて、
    何時間か経って、
    またメールのことを思い出して、
    アプリを立ち上げて、
    返信内容を考えて、
    返信を送って、
    と、【あとで返信】するひとはいろいろと時間を損しているし、
    情報の渋滞をなくすための工夫をまったくしていないので、どんどん仕事が溜まって、遅くなっていくのです。

    自分のなかのルールで、
    「2分以内に終わる仕事はその場でやってしまう」というのがあります。
    病院の仕事もそうですが、頼まれてするにその場で2分で完結するしごとなら、すぐにやってしまったほうが早いのです。

    情報、それ自体に意味はない。
    これからは旧態依然とした業界に「オープンイノベーション」の波が来る。
    そこでは、チャレンジしようとする行動力とアイデアを進化させる力が求められる。



    メールを送ったあとに、
    「いまメールを送りました」と電話するやつは馬鹿



    トークショーは、最新の情報を織り交ぜて、アドリブでやっている。



    だから予定稿なんてないのです。


    「時間がない」と嘆くあなた。どうがんばっても一日は24時間しかない。




    むだな会議をやめる
    1. 解決したい問題を明確に
    2. 必要な情報を集める
    3. 感情論を廃して、ロジカルに



    小学校レベルだが、これができていない大人の会議は悲惨です。
    会議は30分以内がよいでしょう

    堀江貴文氏の考え方は合理的で、ロジカルで、
    感情を廃していて、とても好きです。
    同じような内容の本がたくさんありますが、いつも読んでしまいます。

  • 2018/02/08(木)
  • 嫌われる勇気 岸見一郎(著), 古賀史健(著)

    嫌われる理由 アドラー心理学

    お金や健康のこともそうだが、人づきあいがうまくいかないことが一番苦しい。

     この本は、そういう悩みにあらたな光をあててくれる。

     「われわれは怒りを用いずとも意思の疎通はできるし、自分を受け入れてもらうことも可能なのです」(p.106)。

     怒りを感じてはならない、ということではなく、むしろ、怒りを覚えた相手であっても、怒りなしで応じることができるということだろう。

     「わたしは正しい。すなわち相手は間違っている。そう思った時点で、議論の焦点は『主張の正しさ』から『対人関係のあり方』に移ってしまいます」「あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です」(p.107)。

     なるほど。相手を自分の意見に賛成させようとする、つまり、屈服させようとするから、けれども、相手がそれに応じないことに苛立つから、怒りで返してしまうのだろう。

     「他者もまた『あなたの期待を満たすために生きているのではない』のです」(p.136)。
     たしかに、他者から「そうね」「いいね」と言われることを期待してしまっているなあ。
     「勉強することは子どもの課題です・・・われわれは『これは誰の課題なのか?』という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです」「他者の課題には踏み込まない。それだけです」(p.140)。
     さきの話で言えば、自分の意見を自分が正しいと思うことは自分の課題だが、相手がそれを認めるのは相手の課題であって、そこに踏み込むこともできなければ、踏み込む必要もないのだ。

     ただし、このような課題の分離は、たとえば、子どもに対して没交渉になることではなく、むしろ、子どもが自分の課題に自分で立ち向かえる自信、あるいは、勇気をあたえることが大切だ。

     その根底には、「ありのままのわが子を誰とも比べることなく、ありのままに見て、そこにいてくれることを喜び、感謝していく」(p.211)姿勢が必要だ。変わらせよう、何かをさせようとすれば、課題の混同になってしまう。

     では、自分の課題についてはどうするか。

     「たとえばバイオリニストになることを夢見た人は、いつも目の前の楽曲だけを見て、この一曲、この一小節、この一音だけに集中していたのではないでしょうか」「人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです」(p.266)。


    オーディオブック、はじめました。

    第一弾は、以前から読もうと想っていて読めなかった、この本を耳で聞きました。

    FeBeというオーディオブックのサイトに登録し、
    この本をDL、
    スマホで聞きました。

    FeBeは、フィービーと発音するようです。


    アドラー心理学の最大の発見は、
    ◯◯が原因 → ☓☓が起こっている という原因論を否定し、
    ☓☓の目的 → ◯◯をしている という目的論を主張するところです。

    青年の発言のなかにでてくる、引きこもり。

    人前に出るのが恥ずかしいのが原因 → 引きこもりになってしまっている という原因論ではなく、
    人前に出たくないという目的を達成するために → 引きこもりをしている という目的論を展開します。

    最初は【??】の感覚でしたが、
    自分に当てはめてみれば、よくわかりました。

    多汗症で脇にすごく汗をかく → 人前で講演したくない 
    という原因論ではなく、

    人前で講演したくない → 多汗症を言い訳にしている
    と考えるのが目的論です。
    多汗症なんて気にするのは本人だけなので、そんなことを理由に人前にでないのは、ただの言い訳にすぎない。
    という感じです。

    なんとなく理解できたような気がしました。

    承認欲求の否定

    アドラー心理学は、承認欲求を否定します。
    誰かに認められたいを、真っ向から否定し、、そのかわりに人間の幸福とは、
    自分が、共同体の役に立っていると自分で感じられることが、人間の幸福であると定義します。

    決して他人からどう思われるかは関係ありません。
    他者から承認されると、嬉しいですが、そこから価値を見出すことはできないのです。
    承認欲求は、賞罰教育の弊害で、褒められるから適切な行動をするという間違った認識によるものなのです。
    他者の期待を満たすために生きているのではないのです。



    すべての悩みは、突き詰めると、対人関係の悩みに集結する。

    なにかに思い悩むときは、その原因は対人関係にあるとアドラー心理学では説きます。
    他人は変えることができないし、自分は他者の承認を得るために生きているのではないので、そんなことは無視することが一番であると、アドラーは教えてくれます。


    オーディオブックなので、
    通勤の自転車運転中、ランニング中に聞きました。
    音楽を聞いていた時間を、耳からの学習に変換できたのは、すごく良かったことだと思います。
    もう少し、オーディオブックで学習してみます。

  • 2018/02/02(金)
  • お金2.0 佐藤航陽

    お金 佐藤

    仮想通貨、フィンテック、シェアリングエコノミー、評論経済。
    「新しい経済」を私たちはどう生きるか。
    メタップス創業者が明かす、資本主義の先の世界。

    〈資本主義を革命的に書き換える「お金2.0」とは何か〉
    2.0のサービスは、概念そのものを作り出そうとするものが多いので、既存の金融知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。あまりにも既存社会の常識とは違うので「今の経済」のメインストリームにいる人たちにとっては懐疑や不安の対象になりやすいといった特徴もあります。そして、それこそが全く新しいパラダイムであることの証でもあります。本書ではまずお金や経済の仕組みから、テクノロジーの進化によって生まれた「新しい経済」のカタチ、最後に私たちの生活がいかに変わるか、の順番に解体していきます。


    作者は、メタップスという会社を経営する、佐藤航陽というひとです。
    貨幣の歴史を金本位制度に遡り、金本位制度→ 中央銀行制度に移行したときを振り返ります。

    そのときに、金に裏打ちされていな通貨なんて、ハリボテだという意見が世間の大半だったということが書いてあります。
    1000年も昔のことではなく、ほんの100年昔のことです。(1833年に初めてイングランド銀行が銀行券を発行しています。1900年台の段階で、中央銀行制度を布いていたのが、わずか18カ国です。1960年でもわずか50カ国。)


    今では、中央銀行が発行する、日本銀行券が貨幣として、当たり前に流通していることを説きます。
    では、ビットコインのような中央銀行を持たない仮想通貨が、流通の中心になることも起こり得るのではないかということを筆者は主張します。

    ビットコインだけでなくても、Tポイントや楽天ポイントのような、一定のコミュニティでしか仕えないポイントも、今後は貨幣としての価値を高めていくことを予想しています。

    これからのカネを考えるうえで、基本的な思想になりそうです。

    覚えておきたいところを箇条書きに。

    学問的な賢さが実社会での生活力に直結しない。



    学問的に賢くて、良い大学を良い成績で卒業したようにひとは、実は生活力が無かったりします。
    かならずしも成功していないこともあるようです。
    残酷すぎる成功法則に書いてあったように、人に言われたことをそつなくこなす能力は、実は実社会ではあまり役に立たないで、消滅してしまうことが多いようです。

    成功するひとは、自分で考えて、自分で動く。行動力が大切です。

    本書で扱う2.0は、管理者が居ないのに成り立ってしまう、仮想通貨などのシステムのこと。
    余りにも既存の社会常識とは違うので今の経済のメインストリームにいるひとにとっては懐疑や不安の対象になり安いという特徴もあります。



    新しい技術は、その革新的すぎる特徴の故に、既存のひとたちにとって、特に年寄りにとっては、到底認められないものになります。
    われわれは柔軟な頭をもって、この革新が本物なのか偽物なのかを見極める必要があります。頭ごなしに否定するのは良くないのです。仮想通貨もまずは、参加してみてから、その真偽を確かめる必要があります。

    誕生からわずか100年しか経っていない中央銀行制度がこんなにも浸透しているのをみると、10年後にブロックチェーン技術が標準になっていてもなんの不思議もないのです。

    実務の世界では机上の空論は全く通用せず、成果につなげることで、初めて生きたノウハウになりえるのです。



    ソーシャルゲームでは、まさにその法則が当てはまります。無料で遊べるタイプだと全体の3%がお金を払い、さらにその上位10%で全体の売上の50%を占めるといったことが普通に起こります。



    3M 儲けたい、モテたい、認められたい、の3つが欲望としては特に強く、これらを満たすようなシステムは急速に発展しやすいです。



    金銭欲求、生物的欲求、承認欲求の3つです。
    システムを構築するときに、これらの欲望に対するインセンティブが働くように設計すると良いようです。

    「リープブロック現象」新しいサービスが出てくるとものすごい勢いで一気に浸透すること。



    中国のようにインフラが整っていないところでは、スマホ決済のような新しい技術が出てくると、爆発的に広がるようです。
    自転車のシェアリングシステムは、急速に広がって、しかも料金の支払いや鍵の管理までスマホひとつでできてしまうようです。
    日本のような成熟してインフラが整備されたところでは広がらない技術でも、リープブロックでは広がるようです。


    つまり、今目の前に起きていることは、経済そのものの民主化なのです。



    紙の発明で、「知識」が急速に広がり、誰でも知識を発信できるようになったような変革が、
    経済でも起こると予言します。


    資本主義が考える価値あるものと、世の中の人の考える価値のあるものの間に大きな溝ができており、それが多くの人が違和感をもつ原因です。



    お金が価値を媒介する唯一の手段であったという独占が終わりつつあるということです。価値を保存・交換・測定する手段は私達がいつも使っているお金である必要はなくなっています。



    たとえば、貯金はゼロだけど、
    Twitterのfollowerが100万人居るようなひとが、何か事業をやろうとすると、クラウドファンディングで一瞬にお金が集まるようなとき、このひとは1000万円以上の価値があるものを持っていることになります。
    すぐに、followerにいろいろと聞けることも、大きな価値になるでしょう。
    他者からの注目、承認という、貨幣換算が難しいものが今後、大きな価値になっていくという予言です。


    あらゆる「価値」を最大化しておけば、その価値をいつでもお金に換金することができますし、お金以外にものと交換することもできるようになります。



    これからはソーシャルキャピタルを増すのに長けた人も大きな力をもつようになります。



    先ほどのTwitterのfollowerのような「価値」をもっておけば、それを換金できるようです。
    一見無価値なものが、今後大きな価値をもってくるということです。今後、一見無価値なものが、可視化されて、みんなが認識するようになってくるでしょう。


    PCの登場時も、携帯電話の普及時も、「犯罪に利用されてとんでもない社会になるから規制すべき」という意見があった。




    いま、PCや携帯電話を規制する必要なんてまったくなく、個人が自由に所有できるツールであることは、自明の理です。
    いま変わろうとしている、仮想通貨や、followerという価値観も、数年後には当たり前になっているでしょう。
    わたしたちに大切なのは、その流れに乗り遅れないように、しっかりと変化についていくことです。
    テクノロジーは常に進化し、そして拡大して、わたしたちの生活を便利にしてくれます。

    私達の脳は一度常識が出来上がってしまうとその枠組みの中で物事を考えたり判断するようになってしまい、新しく誕生した技術などをバイアスなしに見ることが難しいのです。



    15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは新しくエキサイティングなものと感じられて、35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられるようです。
    わたしはとっくに35歳を超えてしまっていますが、脳の中身を柔軟に、新しくテクノロジーに付いていこうと思っています。


    人間は物質的な充足から、精神的な充足を求めることに熱心になっていく。



    これまでは役に立つもの、メリットがあるものが大切だと考えられていましたが、
    これからは、楽しいこと、共感できることが価値を持ってきます。内面的な価値があるものに投資していかねばなりません。
    みんながスマホを持っていて、常時ネットに繋がる時代ですので、人の感情が情報として瞬時に伝播して新しい世界ができあがってきます。

    起業家は誰かになろうとしたら終わり




    この先は、自分の価値を高めて於けばなんとでもなる世界が実現しつつある。



    本当に価値のあるひとは、会社に所属して働く必要はなく、会社に属するというのはあくまでも、ひとつの選択肢にすぎなくなります。


    日々の業務の中で本当に自分の今の活動が自分の価値の上昇に繋がっているかを常に自問自答し、それがないのであれば年収が高かったとしても別の道を考えてみることが必要になります。



    いまの、医師という仕事が、自分の価値を高めているとは到底思えません。
    これを自問自答しながら、生きていかないといけないとすると、わたしは行き方を大きく変えねばならないのかもしれません。


    お金の価値が変わろうとし、価値があると思われるものが、大きく変容しています。
    これまでの時代とは、考え方を大きく変えないと、生き残れない時代がやってきたようです。

    柔軟な頭で、これからを生きていきたいです。

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